第122話

” また君と ___ ” all.
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2019/02/05 13:38




🦁「みんな〜!!今日もありがとう!!」




🐰「ありがとう〜!!」




🐥「またお会いしましょ〜う!!」





そう言うとたちまち上がる声援。




それを聞くと、 あぁ、今日もステージに立ったんだな という実感が湧く。




僕達には決して翼なんてない。




だけど、君のその手が 僕の翼となることをみんなは知っているだろうか。




僕達は本当に感謝している。




あの時僕達が言われていたことなんて、もうすっかり忘れることの出来るぐらいの声援を浴びる度




孤独 や 悩み なんて、もういっさいどうでもいいきがしてくる。




翼と言うなのarmyがいて、その翼が生えるまでには僕達が苦しむ必要があった。




この翼は元々、僕たちの痛みで出来ているから。




けれど、それは光に向かう翼だから




辛くても 苦しくても




飛んでいけるのなら 僕達はどこまででも飛んでいく。





これ以上 恐れないように





毎日僕らの手を握ってくれる みんなは僕にとって 最高の宝だ。





君と僕が一緒なら




きっといつまででも笑い合えるから





楽屋に戻るとスタッフのみんなが




僕達に向かって 「お疲れ様でした!!」 そう言う。




僕は君達にお礼が言いたいよ。








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