第212話

見えないや。 JM.
242
2019/04/03 16:17



🐥「ね、ねぇッ………」



「 あ、じみん君……なに? 」



🐥「なんて言うかそういうの……」



🐥「よ、よくないと思うよッ」






「 そッ、そうだよね!!笑 」




あぁ、なんでこんなにも




人って簡単に判断してしまう生き物なんだろう




_______________





帰り道、僕は君を見つけた。



なんとなく君は 儚くて



すぐ笑顔になったかと思えば涙を浮かべている。



ねぇ、昔から君はそうだよね。




🐥「もう、帰るの?」




なんて言うと びくっと肩を跳ねあげる 君。




『う、うんッ!!もう……帰らなくちゃ!!』




君は必死に笑顔を取り繕う。



僕は君の背中が見えないうちにこう呟く。



















なんで笑ってられるんだよ……








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