” 正しい何かを探しながら ”
今、この瞬間 僕は少しだけ
ほんとに少しだけ だけど
その なにか がわかった気がするんだ。
もっと強くなりたくて
この瞬間よりも
この愛しい瞬間よりも
そう思って今までの長い時間を過ごしてきた。
今日はみんな 何をしているんだろう
すべてが気になるぐらい
僕はみんなを愛してると思う。
何が君を幸せな気持ちにさせるの?
何も知らない僕が
そう問いたくなるのはきっとそれが 君 の事だから。
いつでも側に置いておきたくなるぐらい大切な星みたいな君に
僕の先生みたいな存在にさせたくて
君のすべてを教えて欲しくて
ひとつ、ふたつ と質問を投げかける。
聴いてよ 僕は
あの空高くを飛んでるんだ。
あの時 君が僕にくれた2つの翼で
もう、ここじゃ高すぎるってぐらい。
僕は君と目を合わせられる場所にいたくて
。
だって、君が僕を愛のある少年にしてくれたから
” 何も無い砂漠のような場所から海に変えてくれた君だから ”
君のことを知ってから
ずっと僕は君1色みたいでさ、些細なことじゃないことを
すべて、些細なことにしてしまった君という星
どれも これも馬鹿みたいに特別でさ
君の興味のあること、君の歩き方、君の話し方と
細かな癖までもがすべて愛おしく感じてしまうんだ。
小さすぎた僕が英雄になって
何が僕をそうさせた?
僕は言うよ。
運命なんてはじめから僕のものじゃなかったって
ぶっちゃけて言うと
僕も知らないうちに力んだりもした。
高くなってしまった空に、大きくなってしまった会場。
時には逃げさせてくれと祈ったりもした。
でも君の傷は僕の傷
気づいたら僕は決心してたんだ。
君がくれたイカロスの翼で
太陽じゃなくて君のもとへ
僕を飛び立たせてほしいと
もっと強くなりたくて
長い間待ちくたびれたよ。
愛を携えた少年のことを ______ .
END.
あとがき
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ありがとう。
思い返してみれば、無名でなにも分からない私だったのがつい最近のことのようですね笑
あのころから比べれば、少しだけ自分が高くなった気がします……笑
実は、ここまでくるのにたくさんの人と関わりを持ちました。
最初に ちんぐ になった人は今、何をしてるんでしょうか
私は忘れません。
貴方と言う人が、私を変えてくれた。
私をここまで導いてくれたことを
あなたのために作った作品
それが私を大きくしました。
最初は何も知らないでただ息をするように書いていた作品も、数が増える事になんだか価値のあるものに変わったようで
とても嬉しかったんです。
少しでもこの作品がみんなの心に響くようにと日々構成を練っていたりと
でも、その時間が、そうやって考えてる時間がすごく楽しかったです。
今も、びっくりしてるぐらい、ほんとに世の中何があるかなんて分からないんだなって思います
思いつきで書いて、ただ1人で読む。
それが私の小説でした。
でも、今はそれが
みんなの小説に変わってくれたこと。
すべてが偶然でしかないんです。
そんな偶然という2文字にたくさんの人が関わってくださり、ほんとにありがとうございました。
話は長くなりますが、私がいつも悩んでいたりした時にたくさんの人が応援してくださっていたりしますよね
それがすごく ありがたいことだってとても思っているんです。
そんなことで悩む?ってぐらい弱い私ですが、そんな私のことをみんな見捨てずにこうして手を差し伸べてくださることにいつも感動しています。
いつもありがとう。
ひとつ ひとつの大事な星達がたくさん増えていく瞬間、それが私はすごくうれしいです。
何度も言うように
ここまで頑張ってこれたのも、みなさんのお陰でしかないんです。
みなさん、ひとり ひとりを覚えておきますね。
たるぎぺんのみなさん、読者様、ちんぐ!!
愛してます。
ありがとうございました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。