ホソクside
昼前に撮影を終え、カカオでマネから「もうそっちに着く」と連絡があったので、建物を出る準備をする。
その間も、さっきのジニヒョンが頭から離れなかった。
疲れすぎて感情が爆発したのかな…。
ふとジニヒョンの方を見ると、ばちっと目があった。
すぐに逸らされちゃったけど。
そうこうしてる内に、マネが迎えにきた。
みんなで車に乗り込む。
いつも通りの沈黙が続くが、あっと言う間に宿舎についた。
「話」とは、命令の事だろう。
もちろん、命令の事をジニヒョンは知らないから、ヒョンからしたらただの仲間外れに感じると思うけど。
ヒョンが車を降り、静まり返る車内。
最初に口を開いたのは、マネだった。
え…?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。