ホソクside
控え室に入ると、ジニヒョンが寝てた。
普通に疲れたのかなって思ってたけど、急にテヒョナがジニヒョンに駆け寄ったからビックリした。
と言うか、焦った。
マネの前でそんなことしたら、殺されかねない。
その恐怖に怯えながらも、2人をずっと見てた。
テヒョナはジニヒョンの顔に触れて、心配そうな顔をしたと思ったら、安心したように胸を撫で下ろしていた。
あ、マネ…。
マネを見ると、すごく怖い顔をしている。
怒ってるな。
それをテヒョナは分かっているんだろう、でも、ジニヒョンから離れようとしない。
そうこうしていると、ジニヒョンが目を開けた。
その目がテヒョナを捉えると、落ちちゃうんじゃないかと言うくらいに、目が開いた。
そりゃびくっくりするよね、
何でこんな状況になってるのか、いまいち分かっていないヒョンがテヒョナの名前を呼ぶ。
テヒョナは、それにも反応しなかった。
きっと、内心すごく焦っているんだろう。
完全に固まっちゃってる…。
そうこうしていたら、ヒョンがテヒョナに抱きついてた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。