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第1話

出会ってしまった2人
オレンジ色に染まりつつある空。

いつもの時間に下校した。

10月。憧れてた高校生。

特に何もなくただ勉強して遊んでるだけの生活。

このままなんーーにもなく終わっていくのかなあ。、なんて考えてたら
麻倉 夏恋
麻倉 夏恋
下向いて歩きすぎて気づかなかったけど、

道端に男の子が倒れてる。、


しかも大の字で、、?
麻倉 夏恋
麻倉 夏恋
あの、だ、大丈夫、ですか?
見た感じ苦しいとか痛いとか
そういう風ではなかった。

というより、顔に表情がない、みたいな。

と、彼の顔を覗き込むと

それはそれは

目を見開いて、体をすごい勢いで起こした。
南 咲栩
南 咲栩
俺の事、見えるの?
見えるの?見えるのって?え?

質問の意味が分からなくて何も返せない。
南 咲栩
南 咲栩
はい。手かして。
と、私に向けて右手を伸ばしてきた。

だから私も右手を伸ばした。


でもその手は


彼の手に触れることはなかった。
麻倉 夏恋
麻倉 夏恋
…。え
南 咲栩
南 咲栩
なーんだ。さわれないじゃん。
でも見えるのはほんとか。
そんなのよりあなたが一体何者なのか教えてほしい。
南 咲栩
南 咲栩
よろしく。俺、南咲栩。
自己紹介長くなるから家帰ったらね。あと、あんまり喋んない方がいいよ。他の人には俺見えないから笑
見えない?それを先に言え。



南、くん。ね。
これからどんな生活が待ってるんだろう。


ん?


さっき家に帰ったらって言ったよね?







私の?