金田一 「あなたの事でちょっといいですか」
及川 「き、金田一?」
花巻 「と、唐突だな…」
松川 「てか、なんであなたの話?」
金田一 「気になった事があったんで」
及川 「話してど〜ぞ。」
ガチャッ
矢巾 「何してんすか?」
及川 「お、風呂上がった〜?」
矢巾 「ウス。」
渡 「で、何の話してるんですか?」
松川 「まだしてないよ。今から聞くところ」
花巻 「とりまお前らも来な」
及川 「じゃ、金田一ど〜ぞ。」
金田一 「あ、うす。」
金田一 「今日及川さんが階段から落ちたあなたさんを受けとめました。」
及川 「え、あ、うん。で?」
金田一 「その、あなたさんが階段から落ちた理由…俺です」
及川 「き、ききききき金田一〜?!?!!!」
松川 「メンバー1のいい子が…ウッ」
花巻 「お母さんそんな子に育てた覚えありません!」
金田一 「いや、俺も育てられた覚えが…あれ?ん?」
国見 『(え、金田一覚えでもあんの?は?)』
金田一 「でも!落としたっつうか…俺の腕があたって落とした?ていうか…わざとではないです!!」
矢巾 「うん、そうだろうと思ってたよ。うん。(ホッ…」
及川 「金田一良かったねぇ〜。俺がいて☆」
岩泉 『(眠い…)』
金田一 「いやでも、俺があたったのあなただっ…ムグッ」
国見 「来い金田一」
金田一 「は?え?国見?!」
及川 「え、ちょ、国見ちゃん?!!」
バタンッ
花巻 「あらら、行っちゃった。」
松川 「ま、いつか話すだろうな」
渡 「一旦、解散ですか?」
及川 「だね〜。」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。