▲▽▲▽▲▽▲スタート▽▲▽▲▽▲▽
6月中旬
あなた 「ふぅ〜疲れた…」
岩泉 「大分、仕事にも慣れてきたな!」
あなた 「でしょ?ありがとうございます!」
及川 「岩ちゃーん先生がね、読んでるよ!」
岩泉 「おう!」
監督 「今度、烏野高校と、練習試合だ!皆にも伝えておけ。」
岩泉 「はい」
及川 「わかりました。」
及川 「皆きーて!」
及川 「今度、烏野と、練習試合するよ!」
部員 「はい!」
及川 「じゃ、そういうことで、よろしく〜」
あなた 『どうしよ…お兄ちゃんと会っちゃうよ…』
あなた 「ハァ………」
及川 「どうしたの?ため息なんかついて。」
あなた 「徹さん…私、お兄ちゃんに言ってないんですよね。」
及川 「マネージャーの事を?」
あなた 「はい…。」
及川 「なんで言わないの?」
あなた「徹さん、知ってるはずです…」
及川「あ!そういうことね…」
あなた「はい…いつか、皆さんにも、説明しますね。」
及川「りょーかい!」
帰宅
あなた 「お兄ちゃん…えと…その…言いたい事が…あるんだけど。」
飛雄 「おう!何だ?」
あなた 「部活決まったんだ。」
飛雄 「そうなのか!何にしたんだ?」
あなた 「その…マネージャー」
飛雄 「え?何のマネージャーだ?」
あなた 「排球部…」
飛雄 「それは、運動するよな…」
あなた 「うん…」
飛雄 「あれだけ、運動部は、やめとけって言ったのに!」
あなた 「うん、ごめんね」
飛雄 「あんまり……運動するなよ、特にこの季節だけは…」
あなた 「うん…気をつける」
翌日
監督 「明日からだな。頑張れよ!」
部員 「はい!」
監督 「俺は、用事が、あるから、職員室に行ってくるな。」
及川 「ねぇ、あなたちゃん。今、言いなよ。」
あなた 「はい…」
及川 「ねぇ、みんな!あなたちゃんが、話あるみたいだよ!」
及川 「いいよ、言って。ボソッ」
あなた 「はい…」
あなた 「えっと…その…………」
及川 「大丈夫だよ。緊張しなくて。誰も悪いことなんて言わない…」
あなた 「はい」
あなた 「えっと、聞いてください。」
あなた「私の持病について。」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!