▲▽▲▽▲▽▲スタート▽▲▽▲▽▲▽
烏野と、練習試合始め!
あなた 「お兄ちゃん!」
飛雄 「おい…あんまりさ、お兄ちゃんって、呼ぶなよ?」
あなた 「え!なんで?」
飛雄 「だって…恥ずかしいじゃん…」
あなた 「!!!…分かった!じゃあ、学校にいる時だけは、呼ばないように気をつけるよ!」
飛雄 「あぁ、よろしく頼む。」
あなた 「じゃあ、学校では、何て呼べばいいん?」
飛雄 「んー…影山君?」
あなた 「えー…まあ、いいけど?」
飛雄 「ありがとう!ニカッ」←めっちゃイイ笑顔
あなた 『ドキッ…かっこいいって思ってしまった!』
あなた 「もう!」
ボカスカボカスカ
飛雄 「ちょっ!何してんだよ…」
及川 「あなたちゃーん!もう少しで始まるよ〜!」
あなた 「分かりました!」
飛雄 「及川さん!」
及川 「な、何?」
飛雄 「今日も、負けませんから!」
及川 「今日もって何?勝ったことないくせに!」
飛雄 「!とにかく、負けませんから!」
飛雄 「では…失礼します。」
及川 「え!飛雄ちゃん!」
岩泉 「おい!クソ川!お前が、あなた呼んだのに、待たせてんじゃねぇ!」
ゴツッ
及川 「痛い!もう…分かったよ。」
ピッ!
よろしくお願いします!
あなた 『始まった!!!』
あなた 『凄い…どんどん点差広げてる…』
あなた 『徹さん、こんなに強かったけ?』
あなた 『それにしても、さっきから、お兄ちゃんの様子がおかしいような…』
あなた 『焦ってるのかな?』
2セット目
あなた 『今のところ、こっちが勝ってる!』
点差12点
あと2点で、青葉城西の勝ち
あなた 「徹さんのサーブきた!」
あなた 「徹さーん!がんばって!」
及川 『もう…あなたちゃんったら、そんな事言われたらさ、』
及川 『俺、めっちゃ頑張っちゃうじゃん!』
ドーン
あなた 「やったー!」
あなた 「後一点だ!」
あなた 「徹さん!ナイッサー!」
及川 「ありがとう!」
飛雄 「ハァーハァーハァーハァー」
ドッ タタタタタッ
ドサッ
あなた 「え?」
あなた 「お兄ちゃん?」
そこには、信じられない光景があった…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。