大西side
次の日
マネージャーからあなたの目が覚めたってメールがきた
俺は急いであなたの病院に行って
何があったのかしっかり聞こう思った
「お前先おるならなんかメールしろよ」
西村「ん、ごめ」
中村「やっほ〜」
「軽いわそれ」
西村「ほんまに心配してんで階段から落ちたって聞いて」
「俺らどんだけ焦ったか」
中村「ごめんごめん笑」
「ほんで、何があったんや」
中村「やーかーらー!足滑らしたの〜!」
西村「嘘つけ」
「彪太郎から聞いたぞ手紙のこと 」
中村「鞄見たんか〜」
西村「俺らあんなに見んときやって言うてるやん」
中村「んー。分かってるなんけどなあ。まあ2人やから言うけど私階段降りてる最中にファンの子かわからんけど声掛けられてん。」
「それで?」
中村「ほんなら、いきなり後ろから押されて今こんな感じになってますね。」
西村「はあ!?押されたってどうゆうこと」
中村「そんな大きい声出さんといてよ1番びっくりしてんのわたしやねんから」
西村「ごめん。顔は覚えてんの?」
中村「一瞬のこと過ぎて覚えてない」
「それマネージャーには伝えてん?」
中村「言ったよ。しっかり対応するって」
西村「そっか」
中村「お願いやから、あの3人には言わんといて斗亜はとくに。」
「メンバーで把握してるほうがええやろ」
中村「斗亜がすごい泣いてたってのを聞いて、これ以上心配かけられへんし。」
「でも、」
西村「風雅これは飲み込んだろ」
「わかった。」
嶋﨑「あなた〜!!」
中村「うわあ!びっくりした笑」
嶋﨑「無事で良かったほんまに」
中村「心配かけました、、」
岡﨑「来て早々やねんけど、手紙みた」
中村「風雅から聞いたよ」
當間「見てもて色々考えちゃったん?」
中村「そーなんよ笑気にしすぎて考え事してたら階段から足滑らしちゃったよな」
嶋﨑「なんかあったら絶対言うねんで!気使うのなし!何年一緒におるん!」
中村「まあそうやな」
「元気そうで安心やな」
西村「せやなあ」
「ほなまた来るでな」
岡﨑「ちゃんと安静にしときや〜」
中村「はあい」
数分間、3人に嘘をつくのは少し居心地の悪い空間やったけど
あなたが打ち明けてくれたこと
いつかは嘘偽りなく言わなあかんな
後悔しても解決はせんから
今後こんなことにならんように、俺らが行動したらええ。
あなたが作り笑いしてるのを分かったからこそ
抱きしめてあげたいって思ったけど
俺はそーゆーキャラじゃないからやらん
まあ、メンバーおらんのやったら
したってもええけど。
はよ解決出来ますように。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。