優斗side
事務所に入ると、
橋本くんと作ちゃんが
社長室から戻って来たのか、
マネージャーに案内された部屋にいた。
橋本「...」
作間「...ごめんなさいっっ!!!」
俺たちが部屋に入るなり、
作ちゃんがいきなり謝ってきた。
あなた『...ねぇ、自分たちが何したか分かってる?』
作間「...うん」
あなた「橋本は?」
橋本「...分かってるよ(面倒くさそうに)」
瑞稀「おい、何だよその言い方」
橋本「(瑞稀を睨む)」
瑞稀「あ"?!何その目」
橋本「...」
瑞稀「...っ、お前、メンバーやスタッフさん、事務所の人たちとかに迷惑かかってるの分かる?」
橋本「...」
瑞稀「何とか言えよ...!!!」
瑞稀「俺たち入所したときからずっと一緒に頑張って来たよな?!」
瑞稀「ここまできて、こんな裏切りってねぇよ...」
そう言ってみじゅっくんは泣きながら床に座り込んだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。