第13話

世界一Hiレベルな女 #13
642
2019/08/01 12:47
あなたside


猪狩くんと作間くんが撮影している間もインタビューを受けてて。


しばらくして2人が戻ってきた。


瑞稀「何か長くない?笑」


猪狩「そ?気のせい気のせい」←


作間「がりさんがふざけてて全然進まなかったんだよ」←


優斗「おいー!お前かよ笑」


猪狩「てへっ」


瑞稀「急に怖いんだけど」


猪狩「」


そして私と優斗くんが呼ばれた。


『はぁ。』


優斗「どうしてため息ついてるの?」


優斗「はっ!もしかして俺との撮影嫌だった?!」←


『別にそんなんじゃないよ』


優斗「良かった〜」


優斗「じゃあ撮影頑張ろうな!あなたちゃん初めてでしょ?」


『そうだよ』


優斗「もー!暗いなぁ。ほら!!リラックスリラックス!!」


『はいはい笑』


『リラックスね』


優斗「そうそう!!」


...そしていよいよ撮影が始まった。


カメラマン「あなたちゃん、ちょっと表情硬いよー」


『す、すみません!!』


優斗「はは笑」


優斗「笑顔笑顔!!」


そう言って優斗くんは私の横腹をくすぐってきた。


『きゃっ?!』


思わず変な声が出ちゃって、


『もう!!やめてよ!!笑』


私横腹弱いのに。


でも気が付いたら自然と笑顔になってて。


カメラマン「いいよいいよー!その笑顔!!」


気が付いたら撮影が終わってた。


優斗「ありがとうございましたー!!」


『あ、ありがとうございました!!』


私も優斗くんの後に続いて挨拶をした。


そしてメンバーのところへ戻る途中で優斗くんと2人になって


優斗「初の撮影どうだった?」


『楽しかったかな。』


優斗「おぉ!!なら良かった。」


優斗「あ、そうだ!」


『...何?』


優斗「あなたって呼びすてで呼んじゃダメ?」


『.....ご勝手にどうぞ』


優斗「おぉ!やった!!」


『うるさい』


優斗「あ、ごめん...」


『ふふっ笑』


またメンバーとの距離が縮まった気がした。











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