第9話

世界一Hiレベルな女 #9

666

2019/07/28 06:54

あなたside


そのあと瑞稀は練習に戻ると言って先に出ていった。


さて、私は浮所にでも会いに行こうかな←


浮所のいる楽屋を探していたら誰かとぶつかってしまった。


？「痛てっ」


.....何この人怖そう←


すると一緒にいた人が私を見て急に


「あーーー！！」


と大きな声を出した。


うるさいなぁ


なんて思っていると


？「君、HiHi Jetsの新メンバーだよね？！」


『...そうですけど』


？「やっぱり、！」


『あの〜、誰ですか』


？「あ、俺？俺は田中樹。で、さっきぶつかったこの人は松村北斗。」


『...よろしくお願いします』


樹「よろしくね、あなたちゃん！」


樹「今何してるの？」


『えっと...浮所飛貴の楽屋を探してて。』


樹「浮所？浮所の楽屋なら反対方向だと思うけど」


『あっ、そうなんですか』


樹「あ、じゃあ案内するよ！」


北斗「おいっ」


樹「いいじゃん、せっかくだから仲良くなりたいし、」


『えっでも...』


樹「よし、Let's go！！」


『え、あ、』


私が何かを言う間もなく、樹くんは先に歩き出してしまっていた。


北斗「.....」


『.....』


北斗くん全然喋らないなぁ


そんなことを思いながら急いで樹くんについて行った。


少しして面倒くさそうに北斗くんも来てくれました（）

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第10話世界一Hiレベルな女 #10

しゅ〜

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。