優斗side
HiHi「「.....」」
ここは最年長の俺がまとめないと、!
『...えっと...』
『ちなみにこの中で反対な人』
瑞稀「俺反対」
猪狩「俺も反対。だって女が新メンバーとして入ってくるとか意味わかんなくね?」
『橋本くんとかは?』
橋本「本当は嫌だけどもう決定事項ならどうしようもなくね?」
瑞稀「はしもっちゃんはそれでいいの」
橋本「瑞稀も分かってるだろ。そんなワガママ通じないって」
瑞稀「分かってるけど...!!」
作間「...俺もはしもっちゃんと同じ考えだよ、」
作間「このメンバーでデビューするには仕方のないことだと思ってる」
猪狩「...っ」
瑞稀「優斗はどうなの」
『俺は正直反対』
橋本「でもこの5人がバラバラにならないだけ良かったんじゃない?」
瑞稀「...」
『もう決定事項だから言い合っててもしょうがない。頑張って6人でやってみよう』
瑞稀「...」
瑞稀くんは何も言わずそのままこの部屋を出ていってしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!