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第18話

16話 空っぽの瓶
ころん
ころん
少年が…僕ってこと?
虚構の魔女
虚構の魔女
思い出せた…?
さとみ
さとみ
その少年がころんだとして、なんでころんがアイツを止める鍵にならなきゃいけねーんだよ
ジェル
ジェル
そうやで止める役だったら俺でもできるわ!!
虚構の魔女
虚構の魔女
……
魔女はずっと僕を見ていた












きっと本当に僕しか何とか出来ないんだろう…
僕をグレートから追い出す前に魔女は「何も出来ないなら…」と言っていた。
きっと何とかしたいのは魔女もなんだろう
ころん
ころん
僕やるよ
さとみ
さとみ
お前っ!、、
ころん
ころん
ごめんね…心配またかけて
ころん
ころん
でもこれは僕がやらなくちゃいけない気がするんだ
魔女の話を聞いて正直僕には思い当たる過去があった。
なーくん達と森の探検中に1人迷子になって知らない女の子に外まで連れてって貰ったことがある。
多分その女の子はあなたなんだろう















バキ
そんなことを考えていると何処からか割れる音がした。
外に繋がる玄関だろうか…ドアにヒビが入っていた。
虚構の魔女
虚構の魔女
私が時間を稼げるのはここまで…あのドアが壊れればこの虚構は閉じる
ころん
ころん
うんわかった
バキ…バキ
バコンッ!!
ドアが壊れ床に散らばった瞬間
僕たちは元の場所から少し離れた所に飛ばされていた。
るぅと
るぅと
無理だと思ったらいつでも声を出してください僕が助けに飛びます。
莉犬
莉犬
俺もっ…走って行くから…呼んでよ
ななもり
ななもり
ころちゃん…みんなで6人ですとぷりだからね…
さとみ
さとみ
ころ…っ…ん…お前…行くのかよ
ジェル
ジェル
何時でも盾になってやるからな
なんでみんなそんなこと言うかな
普段優しいこと言わないくせに
いや…もしかしたら僕が気づいてないところでもきっと優しかったんだろうな
ころん
ころん
みんな…僕行ってくるよ

























それから僕は元いた森の奥へまた進んで行った。
木をなぎ倒す音や魔女達の声が聞こえる
進んで行くとそこにはあなたが居た。
強欲の魔女
強欲の魔女
死にに来たわ
嫉妬の魔女
嫉妬の魔女
フヨウはどこ行ったのかしら?
虚構の世界を開くなんて気味の悪いことして
影の魔女
影の魔女
あと少しで入れるところだったのに閉じてきた…
加護者が喋る…それも3人もいるとこうもうるさいのだろうか
あなたは一言も喋らずこちらを見ていた
ころん
ころん
うるせぇんだよ魔女ババア
ころん
ころん
あなたに用があるのにベラベラ喋っててババアかよ魔女野郎ババア
↑ちょっと出来心です。すみません
強欲の魔女
強欲の魔女
バ…バア???
嫉妬の魔女
嫉妬の魔女
口の利き方には気をつけた方がいいですわよ??
影の魔女
影の魔女
殺す…
魔女達がいっせいに僕の方へ攻撃しようとしてきた
その瞬間
あなた

やめて

あなたの口が開いた
嫉妬の魔女
嫉妬の魔女
あなた…
あなた

…大丈夫

ちょっとだけ足が震える
ころん
ころん
あなたが何で僕にこだわるか魔女に教えてもらった
あなた

フヨウ…があなたに?

元々怖いの苦手だしな
ころん
ころん
うん
あなた

……そんな事ない

ころん
ころん
あるよ
あなたに近づく度あなたの顔が良く見える
魔女にあなたの話を聞いて思った
僕がもしも母さんに愛されなかったら…
父さん大事にされなかったら…って
すとぷりのみんなに嫌われていたらって
そんなの僕だったら耐えられない















彼女は
あなたは空っぽなんだと思う。
普通だったら親に愛されて友達に囲まれて育って
心の瓶の中はたくさんきらきらしたもので溢れているんだけど
あなたはそれが無かった。
だからきっと僕と話して心の瓶が少し埋まって、そこで僕に固執したんだと思う。
足りない彼女をどうするか
そんなの簡単だった。














ころん
ころん
ねぇ僕と……