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第17話

15話 昔の少女(長編)
ある世界のある領地の小さな部屋女の子が産まれた。
普通の両親の元で産まれた彼女は普通に育つはずだった。
だが、悲しくも嬉しくも彼女は普通ではなかった。
この世界には加護を受けて産まれる子供がいる。
加護には種類がある。
幻獣…一角獣・ラタトスク・ヨルムンガンド など

獣人・亜人…人魚・半魚人・ミノタウロス など

巨人…オーガ・オーグル など

四大精霊…水 ウンディーネ。火 サラマンダー。 風 シルフ。 土 ノーム。

妖精・精霊…クー・シー。エインセル。四大要素か産まれた者(ペリなど)・フォーン。フェアリー。 など
加護を受けた子供は「祝福の子供」そう呼ばれていた。
「祝福の子供」なんて言えば聞こえは良いだろう…


だが「祝福の子供」と呼びながら人々はそれを戦争の道具としか扱っていなかった。
















産まれた女の子は魔女の加護が宿っていた。
今まで歴史で見たことの無い異例の加護。


そこに居たものは皆笑った。
ああやっと我々の時代が幕を開ける…と。









たがその思いも一瞬で打ち砕かれた。
祝福の子供は数少なかったが珍しい物ではなく、極端な話兵器にするなんて簡単な事だった。
子供の頃は幼さゆえに加護受けた際に貰う能力は使えない。
それに加護をしている妖精やら獣人・亜人などは人間に触れれなかった為拒む者も居なかった。
だからこそ戦争の兵器として育てることが出来るのだ。
だが、産まれた女の子は捕まえようと人員を出しても帰ってくるのは死体だけだった。
何とかして帰ってきた者は口を揃えて「あいつは負を呼び寄せる」「近寄てはダメだ」などと言って逃げてきた。
その他の記録には
魔女は言葉を話し、幼い女の子に近づくと攻撃してくるらしい。
大きさは普通の人間と同じくらい。ものに触れることが出来る。その他は不明
そう書いてあった。
それから少女は手を出さないようにされていた。
だが、少女が8歳になる頃だろうか
とうとう戦力が足らなくなったのか
人は毎日のように少女を捕まえるよう人員を何十人も出した。
ある日は刃物を持って…
ある日は両親を人質として…
ある日は少女の暮らしていた家を燃やして…
毎日毎日それが繰り返されていた。
だが少女にはいつでも魔女がそばに居た。
だから実質言えば少女はどんな時でも安全なので気にすることもなかった。
が、普通だったら外で遊び愛され育つはずの女の子には日々襲いかかる恐怖に耐えきれなかった。
積もる恐怖心が限界に達したある日
少女は世界のある一角を一瞬にして葬った。
魔女が攻撃した訳では無く
8歳になるまだ幼い少女が能力で消滅させたのだ。
全てが塵となったその場所を見て少女は思った。
私の世界を作ろうと
景色や感覚は全く一緒に
ただ人間は私が望むように組み立てて
あなた

出来た…



町は覚えている範囲で作り、
人間は人格人柄を少女が考え作った後覚えていない完成していない街の部分を作らせて
あなた

私のことはどうやって思わそうかな…

今まで自分が見られてきた目…
なにか企んでるその目
あなた

(流石に目がないのはちょっと…)

そうして考えに考えて自分がここで1番えらい人であれば…と少女を考えた




そうしてグレートは再建設された。
その日の夜いつも寝ていた森に少女が戻ると自分より少し年上の男の子に出会った。
あなた

(こんな子…作ったっけな)

泣いてる男の子はうずくまってそこから動きそうにない。
あなた

ねぇお兄ちゃん何してるの?

ころん@幼少期
ころん@幼少期
迷子…に…っなっちゃって…
あなた

そっ…か
多分向こうの子だよね…案内してあげるよ

少女にとってはほんの出来心みたいなものだった。
ただ人と話すのは初めてだった少女は普通に話してくれる少年が嬉しかった。
森の向こうまで案内してあげると泣いていたはずの少年はニカッと笑って
ころん@幼少期
ころん@幼少期
ありが…とっ!
ねぇ…なんて名前なの??
そう言ってきた。
そのとき少女には記憶にある名前なんてものは無かった。
少年のことが気になった少女は咄嗟に
あなた

今度一緒に遊んで
そしたら名前…教えてあげる

そう受け答えた。
ころん@幼少期
ころん@幼少期
わかった!
じゃあ遊ぼうね!!
少年の後ろ姿が見えなくなっても少女は少年が走って行った道を眺めていた
それから少女はグレートとすとぷりの間にある大きな壁の上に乗り少年を待っていた。













来る日も来る日も少年が来るのを待っていた。