第134話

12.7
2,229
2023/01/25 21:36
あなたside






───────現在









_SN@スイン_
SNスイン
…その後に気付いたんだけどね
リュンも私が好きだったんだって、。



(なまえ)
あなた
…スイン……、





かすみ草の 「 幸福 」


コスモスの 「 恋の思い出 」








これがもし、

リュンさん自身が仕組んで

ずっとスインの病室に

飾っていたとしたら、

どれほど叶わない恋だったのか。







…痛い程分かってしまった。





(なまえ)
あなた
… 今も生きてるんじゃないの




_SN@スイン_
SNスイン
え …、?




咄嗟にでたそんな言葉。




だってリュンさんの

言動ひとつひとつが、

スインへの想いから来てるとすると

やっぱり摘出された腎臓は

きっとスインの腎臓へ─────────



(なまえ)
あなた
自分が覚えてる限り、
その人の存在は消えないんだから。




_SN@スイン_
SNスイン
… そうだね、



そう言いながら

空を見上げるスインは

言葉では言い表せないほど綺麗だった。








2人の儚くて叶わなかった恋は
行先を知らずに相手を亡くす道だった。



けど、それでも
スインが100年以上たった今でも
リュンさんのことを忘れられないのは
それだけ大切だったから。




_SN@スイン_
SNスイン
あなた、ありがと。




にこっと微笑んで

何故かスインは立ち上がった。




(なまえ)
あなた




_SN@スイン_
SNスイン
…先客が来たみたいだから
今日はこれで帰るね。お大事に。



コートを腕にかけたスインは

病室の扉を開けた。









──────────ガラッ












するとそこに居たのは──────────




(なまえ)
あなた
じょ … しゅあ …… さん、


顔を俯かせている

ジョシュアさんが立っていた。








𝐍𝐞𝐱𝐭



すいません。

5章Prologではないんですが

ここでお話させてください、





前、忠告しておいた

「 なりすまし 」

「 パクリ 」

等について、魁の想った事を
素直を話したいと思います。


執筆してある事は
全て魁が想った事です。


反対意見はどうぞご自由に。






…もしかしたら、

知名度が上がってきた頃に

パクリ作品が書かれるかもしれない。






けど、そんな方に
是非…面と向かって言ってもいい?



“ 貴方に魁の何が分かるんですか? ”









小学生の頃、
1年間で450冊の小説を読んだ。


…私の家庭環境は一般とは
異なった家庭でした。


愛してやまなかった
最愛の人を亡くした。

…決して1人ではないです。




過去に虐められた事も
勝手に噂を流された事も
偏見だけで差別された事も
…過去にはあった。



そして、
「 死にたい 」
と言う人に、手を差し伸べてる。

リスカ、アムカ、レグカ、OD、
自殺未遂(OD、飛び降り、首吊り等)
差別や虐め、家庭環境、裏切り、
色々な人の話を聞いてきた。


…LINEのオプチャでやってたけど
今までの累計全部合わせると
ざっと200人以上は超えてる。


…日々、小説を執筆する時、
登場人物全ての感情を考えながら
殴り書きのように書いてます。




…多様面から物事を捉え、
何事にもポジティブで、
過去に大切な人を亡くして、
家庭環境に悩み、苦しみ、
虐められ、差別され、馬鹿にされて、
自ら死を望んでいる人が、
少しでも幸せになれるように
オプチャで話を聞いてる。



……魁は、まだ中学生という
幼い年齢ですが
沢山の事を経験してきました。



沢山の世界を見てきました。



こんな私の心情が、
貴方には理解出来るの?



…きっと無理だろうね。



スインの過去には、
これまで私達が話を聞いてきた
病人の子達の心情や、外見の変化を
細かく書いたものです。




…参考にした子達は皆、
もうこの世にはいません。

※ただし許可は取ってあります。



重い重い内容が…、
この世に居ない子達の想いが
この小説を通して、


誰かの光になるよう、

誰かの希望になるよう、

誰かの道標になるよう、

誰かを救ってくれるよう、

誰かの明日になってくれるよう、



毎日頑張ってます。






小説は魁だけの想いを
背負っているだけではないです。

私の隣にいてくれた人、
私を支えてくれた人、
大切な子達の想いが、
最初で最後の遺言が、
この小説には込められてます。



…この重さを全て背負って、
魁が知っている世界を見て、
魁が表現する人物の心情を全て理解した上で
この小説をパクろうというのなら、
是非パクってみてください。

私の背負っている荷物を背負える覚悟が
あるのなら、是非なりすましてみて下さい。

魁の創造と全く同じで、
この小説の全てを書いてみて下さい。

この小説の結末までを、
是非私が書きたかった通りに書いて下さい。


魁がこの小説を通して
伝えたかったものを全て書いてみて下さい。



























───────100%無理だと思うので,






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