バンッ!
え、狗巻くん?!どうしよう、さっきの会話聞かれてたんじゃ!ど、どうしよう、どうしたら、、
手?
忘れてた、私硝子さんに前開けろって言われて、シャツあげて、そのまま、、
バッ
私は急いで服をおろし、シーツを引き寄せた
嘘が下手だなあ狗巻くんは。
そんな焦られたら嫌でも嘘だってわかるよ
私のことが心配で来てくれたの?!いい子すぎる😳さっきのも許せちゃうな。
私はベットから飛び降りて入り口の影で慌てている狗巻くんの元へ駆け寄った
そっと病室のドアを閉め、私は狗巻くんについて歩き出した。
あ、また手振ってくれた
手を振り返しながらふと思う。
なんか、ふわふわする、、
あ!硝子さんに五条家との関係聞くの忘れた!
さすがに本人に聞くのはまずいよなあ
疲れるしどっちかと言うと嫌だなあ
あの狗巻くんが?!一緒に払うとか、できないかな、?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。