第2話

✽2✽ ずっと
102
2018/02/11 23:09
ー春合宿ー

ドォンッ!!

男子A「もう1本!!」

男子B「ナイス!!ブロック入って!」

みんな「ナイスキー!!!!」

真矢「みんなすごい気合い!

土井くんっお疲れ様!」

光介「おー」

男子A「中野先輩あざっす」

夕菜「あ、うん」


土井くん、なんて返事したんだろう

もう一緒に帰ることもなくなっちゃうかも…


夕菜「あー!…頭回んないや」


片付けたいのに、ぼけーってしちゃって

なかなかできない


夕菜「外の空気吸おう」


…あれ?体育館電気ついてる




キィー…


土井くん、だ


キキッ!

ドォンッ!!!


わぁ…瞬きするのも、忘れそうになる


光介「あ、先輩…あと少しだけ

やらせてください

なんか掴みかけてて…」

夕菜「あ、うん」

光介「今日、先輩と初めて話した」

夕菜「うん…そーだね」

光介「…気づいてました?

俺が毎日、こーやって先輩の帰る時間に

合わせてたの」


な、なに、それ……


夕菜「そ、そーなの? ///

わっ!髪の毛が…」


動こうとしたら、ネットに髪の毛が

引っかかっていた


光介「動かないで下さい」(夕菜の正面に立つ

夕菜「あっうん…」


パラ…


光介「先輩、俺のこと気になってた?

俺は先輩が気になってた」


そんな、真剣な顔で言われたら

おかしくなりそうだよ


夕菜「土井くんはっ

ただの、後輩なんかじゃないよ」

光介「…うん」

夕菜「一緒に帰るの、楽しい

だから、ずっと一緒にいたいって

そう思ってた」

光介「俺も、そー思ってました

…ずっと」




夕菜「んっ…」//(キスする

光介「っ…」//







あと、二駅






あと、一駅




プシュー

光介「先輩、送っていきます」

夕菜「うんっ、ありがとう」

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