第6話

Witch？

5,463

2021/03/18 14:37











私、あなた・ルイスは………















今めちゃくちゃ取りあわれてます。

ドラコ・マルフォイ

あなたと結婚するのはこの僕さ！君はもっと立場をわきまえろ！

ハリー・ポッター

なんだとマルフォイ！立場なんて関係ないだろ！？

ドラコ・マルフォイ

あぁそうだな、じゃあ決めてもらおう。あなたはどっちのことが好きなのか。

ハリー・ポッター

あなた………僕とマルフォイ、どっちのことが好き？

あなた

えぇ………

ドラコ・マルフォイ

あなた、ポッターに遠慮なんてしなくて良い。僕だろ？

ハリー・ポッター

いや僕だね！ね？あなた。

あなた

いや、その………

2人

どっちだ/なの？

あなた

いや、だから、私は………





























あなたは2人をキッと睨んだ。

あなた

どっちでもないの！

2人

え！？

あなた

私が好きなのはハリーでもないしドラコでもないの！！

ドラコ・マルフォイ

そんな、じゃあ誰だって言うんだ！

あなた

………ロン。

ハリー・ポッター

ロン！？嘘でしょ！？

あなた

本当だよ……

ドラコ・マルフォイ

っ、、、そんな………

ハリー・ポッター

ロン、、、

あなた

ごめんね、2人とも……

ロン・ウィーズリー

あれ、どうしたの？

あなた

ロン！

ドラコ・マルフォイ

おいウィーズリー、お前、っ！









ドラコがロンの胸ぐらを掴んだ。

ハリー・ポッター

やめろよマルフォイ！

ロン・ウィーズリー

え、なに！？僕何かした！？

あなた

ちょっとドラコ！何してんのよ！

ドラコ・マルフォイ

くっ、そ、何でだよ………














こういう時ならもっとキレるはずのドラコは、
























静かに涙を流していた。

あなた

ドラコ………

あなた

ごめんね……………

ドラコ・マルフォイ

あなた、お前は悪くねぇよ。今まで悪かった。
















わしゃわしゃと私の頭を撫でて、















ドラコはどこかへ行ってしまった。

ハリー・ポッター

あなた………ロン………

あなた

ハリー、ごめんね。私ロンと付き合ってる。

あなた

言ってなくて、ごめん………

ハリー・ポッター

……………

ハリー・ポッター

ううん、僕も、ごめんね……勝手なことばっかり言ってたね………

ハリー・ポッター

ロン、幸せに、ね………

ロン・ウィーズリー

ハリー、、、












ハリーもどこかへ行ってしまった。

あなた

………言っておくべきだったね。

ロン・ウィーズリー

2人はあなたのこと好きだったの……？

あなた

うん、、、

ロン・ウィーズリー

僕、あの2人に魔法も何も勝てないけど、あなたを幸せにする自信だけは負けないよ。

ロン・ウィーズリー

だからさ、今日はこれ、渡しに来たんだ。

あなた

何……？


















ロンはポケットから小さな箱を取り出した。

ロン・ウィーズリー

まだ安いのしか買えなかったけど……












指輪だった。

ロン・ウィーズリー

これ、つけてて。いつかちゃんとしたの買えるようになるまで、待っててくれますか？

あなた

、、、、、、、はい！

ロン・ウィーズリー

えと、、、キザかもしんないけど、手出して？

あなた

うん




無意識に利き手の右手を出した。

ロン・ウィーズリー

違うよ、左手。

あなた

………//





そっ、と薬指に指輪をはめてくれる。

ロン・ウィーズリー

ちゃんと卒業して、ちゃんとしたの買えるようになったら、僕と結婚してください。

あなた

うん、うんっ(´•̥  •̥`  )

ロン・ウィーズリー

あなただけはハリーにもマルフォイにも渡さないからね。

あなた

もちろん。離さないでね………

ロン・ウィーズリー

うん、大好き。































































数年後、ホグワーツを卒業した2人はドラコにもハリーにも祝福されて結婚式を挙げました____💍

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第7話授業

にせき

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。