第1話
#1
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では、本編スタート💓
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突然だけど、初対面の後輩に告白されました。
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それは、遡ること100年前...
ってのは嘘で、数時間前の朝...
その日は、私が通う光涼(みすず)高等学校の入学式だった。
真新しい制服を身に纏う一年生達は、これからの高校生活に胸を弾ませている頃だろう。
...だが、1人だけ、胸の弾ませ方を間違えている輩がいた。
『先輩ああああいい!
逃げないでくださいよおおお!!!』
至って普通な2年生、神崎真里。
...なぜか、初対面の後輩に追いかけられてます。
「突然追いかけられたら誰でも逃げるでしょうが!!!」
走っているため、息が途切れ途切れだが、大声で叫ぶ。
おかげで、私とその後輩は注目の的。
『じゃあ追いかけないんで、先輩も止まってください!!!』
「最初からそうしろよ!!」
私と謎の後輩は、15メートルほど距離をおいて止まった。
『先輩!!!』
「はぁはぁ...な、なに?」
『好きです!愛してます!先輩以外考えられません!愛してます!俺と付き合ってください!!!』
「.....は?」
は?
...こいつ、頭おかしいわ。
「先輩ああああいいい!」と叫びながら門を走り抜けて、私の方に走ってくると思ったら
追いかけてくるし、更には告白?
生憎、私は一目惚れされるほどの容姿をもっていないため、初対面で告白はおかしい。
というか門の外から走ってきたんだから、顔見てないんじゃ...
『返事は...』
「...今後一切私に関わらないで。以上。」
『...へ?』
いや、なんで断られてキョトンとしてるの?
まさか付き合ってくれるとか思ってたの?
...まぁ、今後一切関わることもないし、もういいや。
その場で立ち尽くしている後輩を放っておいて、入学式が行われるアリーナに向かった。