第21話

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2021/07/01 11:00 更新
ころん『 … パチッ』

目…冷めちゃった、なんでだろ…

○○『………』

まだ起きてたんだ、ちょっとお話しようかな

ころん『…!?』

僕の目に映っていたのは、恋人が知らない人と性行為をしている所だった。

ころん『…え、なんで…』

僕の目からは自然と涙が流れ、いつの間にか家から逃げ出していた。

ころん『はぁ…はぁ…』

気がつくと海の傍まで来ていて、土砂降りの雨が降っていた。

ころん『どうしよう…』

??『そこのお兄さん』

ころん『ッ!?』

かっこいい…ピンク色の髪の毛で、いい匂いがする…

??『あ、びっくりしちゃった?』

さとみ『俺はさとみ。君は?』

ころん『こ、ころん…』

さとみ『ころんはなんでここにいるの?』

ころん『…クズッポロポロ』

さとみ『もうすぐ嵐来るから、ここにいたら危ないよ』

さとみ『帰ろ?』

ころん『…いやだ』

さとみ『理由…話せる?』

そのさとみくん?の優しい声に惹かれて僕は理由を話した。涙が止まらない僕の話を優しい目で聞いてくれた。

さとみ『んー…じゃぁ、』












さとみ『俺ん家、来る?』

さとみくんは僕をお姫様抱っこしてそう言ってきた。

ころん『え…いや…なにしてッ』

さとみ『大丈夫だから、ね?』

今さっき会った人にそんな事言われても信じられないけど…

何を言っても抵抗できないし、そのいい匂いにつられてしまって僕はさとみくんの家まで来てしまった。

さとみ『はぁ…これで安心』

めっちゃ綺麗だし…僕の家と大違い、
まだ全然知らない人の家に来ちゃった…心臓ばくばく…

ころん『な ッ なんでこんな事…』

さとみ『こんな可愛い子があんな所で泣いてたらほっとけないでしょ』

ころん『ッ…!?//』

さとみ『ま、ゆっくりしてってよ ニコッ』

ころん『う、うん… ドキドキ』

なにあの笑顔、かっこよすぎる…美形だし、謎だ
しかもこの家、猫がいっぱい…可愛いなぁ

さとみ『ころんは猫好き?』

ころん『好き…』

さとみ『良かった、いつでも来てよ』

僕の隣に座ったさとみくんがこう言う。
近い…この距離で笑顔見せられたらもうむり、

さとみ『なんなら一緒に住む?w』

ころん『は、はぁ!?』

さとみ『冗談だよw』

よ、良かった…
けど、一緒に住む…ちょっとやってみたいかも…

は?!僕、何言ってんだ…

さとみ『www』

なんか、さとみくんといると変な感じする…?
さっきからドキドキ止まらないし…そわそわする、

さとみ『なんか照れてる?』

ころん『て、照れてない ッ』

ころん『さ、さとみくんってさ、相手とか、いるの…?』

突然頭に浮かんできた事が咄嗟に声に出してしまった

さとみ『相手って?』

ころん『彼女…とか…』

さとみ『それがいないんだよね〜w』

さとみ『俺も最近別れてさ』

ころん『そうなんだ、』

さとみ『言っても2ヶ月くらい前だけどねw』

ころん『未練とかあるの…?』

さとみ『全然ないよw降ったの俺だしw』

ならよかった、と思ってしまう。

さとみ『ころんみたいな子に出会いたかったんだよね』

からかってるのか…?なんなんだこの人、

ころん『会ったばっかのくせに好きも嫌いも…』

さとみ『そう?俺は一目惚れだったけど』

ころん『も、もうからかわないで、!』

そして僕は耳を塞いで目を伏せた。さとみくんはそのかっこよくて優しい声で笑っている。

ころん『やっぱ僕帰る…』

さとみ『外は土砂降りだぞ』

ころん『ぁ、』

そっか、完全に忘れてた、



忘れてたといえば、さっきまであいつの事で頭いっぱいだったのに、さとみくんに会ってから頭の中がさとみくんばっかりだ…ふわふわするし、

さとみ『泊まってけよ』

ころん『ッ…』

2人きりで1晩泊まるなんて事したら壊れちゃうよ…

さとみ『嫌だったらいいけど、お前泊まるとこないだろ?』

ころん『…泊まる、』

仕方ない、訳でもない、なんなら少し、嬉しい、

さとみ『嫌だったらいいんだよ?友達の家とか全然紹介するし、お前友達多そうだし』

ころん『いいの、でも…』

さとみ『でも、?』

ころん『さとみくんといるとなんかふわふわして…ドキドキして変な感じする…僕がおかしいのかな…』

さとみ『ッ//』

?なんでさとみくん照れてるんだ?

さとみ『かーわいっ』

ころん『?!///』

気づけばもう嵐は止まっていたけど…もう少しだけ、一緒にいたい。

僕とさとみくんが付き合うのは別のお話

ℯ𝓃𝒹











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