無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

111
2018/03/02

第3話

告白

思い出話に花を咲かせながら車に戻ると、何となくこの恋が叶ったかのような気分になる。

楽しそうに笑う運転席の男は、そんな僕の気持ちを知る由もなく。

「…ほんと、園田と仲良くなれてよかったよ」
「突然 改まって…何だよ?」
「いや。何となく」

本当にずるい奴だ。
僕達の間には 友情しか成立しないと思っているのだろう。

「で、次どこ行く?海沿いでもドライブする?」
「そういう所は、彼女と行きなよ。まぁどうせそんな相手…」
「いるよ」

“友達”として、正しい反応は何だろうか。
思考回路が停止した頭を懸命に働かせようとするも、それは不可能だった。

「……え?」

ただ掠れた声で、それだけしか言えなかった。