第3話

過去,_第1章_
4,427
2020/09/09 15:08









私は最初ただのアニオタであり、声優オタクだった。









でもある日突然、











??
君~…
花乃あなた
は、はい?
??
この事務所の者なんですけど、声優とかに興味ありますか?













私はスカウトされた。













こんなチャンス滅多にないと思って名刺を貰って養成所へ通った












花乃あなた
『沢山やりたい事がある…!!だけどっ、、だけどっ、、グスッ』
監督
カットー、
花乃あなた
はい、
監督
それ、本当に演技のつもり?
花乃あなた
は、はい。全力を出してやってます
監督
全然だめだね











1日1日が辛くてたまらなかった














憧れで、夢でもあった仕事が今、














憧れでもなくて、夢でもなくて、楽しくもなく。






















ただ、辛かった














花乃あなた
♪~、_♪🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
監督
だめ、だめだ!
花乃あなた
す、すみません
花乃あなた
アドバイスを…
監督
お前なんかにアドバイスをくれる人などない。
花乃あなた
っ、、












私の心は既にズタボロだった







今にも逃げ出したくて、






それでも、いつか















いつか報われると思って















耐えてきた









なのに














監督
この際正直に言わせてくれ
花乃あなた
………はい、何でしょうか

























︎︎




















監督
君、向いてないよ。















このたった一言で
















私の心は崩れ落ちた














.

.

.   ねくすと_____







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