SCP財団とは、異常な性質を持つ物品、場所、超自然現象、生物を取り扱う秘密機関のそれらを確保、収容、保護するための手引書という設定で作品を投稿する海外発祥のオカルト創作投稿サイトです。
SCPは3つのオブジェクトクラスというものに分けられています。
Safe(セーフ)
Safeクラスのオブジェクトは容易かつ安全に収容できるアノマリーです。 これはしばしば財団がこれまでにそのオブジェクトを 十分によく研究しているため収容にそれほど多くの資源を必要としない事実か、 そのオブジェクトが動作するにあたって具体的かつ意識的な活性化または誘因を必要とするという事実によります。 「Safe」と分類されてはいるものの、これはそのオブジェクトを取り扱ったり動作されたりした際に危険がないということを意味するわけではありません。
Euclid(ユーグリット)
Euclidクラスのオブジェクトは完全に収容するのにより多くの資源を必要とするアノマリーや、その収容が必ずしも信頼できるものではないアノマリーです。通常これはそのオブジェクトの性質が十分に解明されていないか本質的に予測不可能であることによります。Euclidは最も大きな適用範囲を持つオブジェクトクラスであり、他の標準のオブジェクトクラスのいずれにも分類しがたいオブジェクトは通常このクラスに分類されます。
特に自律性、自我、知性を持つオブジェクトは、それ自身が思考または活動することにより本質的に予測不可能であるため、通常はEuclidに分類されます。
Keter(ケテル)
Keterクラスのオブジェクトは継続的にまたは確実に収容することが極めて困難であり、しばしば収容プロトコルが大規模で複雑なものになるアノマリーです。財団はこれらのオブジェクトに対する確固たる理解を得ていないか、これらのオブジェクトを適切に収容または対抗する技術に欠けているため、これらのオブジェクトを上手く収容できないことがしばしばあります。「Keter」に分類されていることはそのオブジェクトが危険であるということを意味するわけではなく、単に収容するのが非常に困難または費用がかかるということを意味します。
他にも沢山クラス分けされているのですが、大体大きく分けてこんな感じです
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。