第42話

C.O。
668
2020/04/25 15:39
爪に…何かな?
何かが当たった。
私はそれをヒントにそこを必死に掘った。
あなた

あった…

思わず声に出してしまった。
桜和
ママすごぉい!
小さな鏡の破片。
夕日に当たってキラキラ輝いていた。
あなた

はい!

私は破片を桜和ちゃんに渡した。
桜和ちゃんは小さな手でゆっくりとペンダントを開いた。
あと2つくらい入りそうな余裕がある。
桜和
やったね!ママ!
@幽霊はじめsideーーーーーーーーーーーーーー
シルクに連れてこられたのは…シルクの部屋…?
シルク
とりあえず時間が無い。上がって。
はじめ
黙ってついてきたけど、本当。なにやるの?
シルク
今から言うことよく聞いて欲しいんだけど、とりあえずほら。座って。
シルクは床に座って、俺に対面に座るように指示した。
シルク
俺は覚悟を決めてる。俺のこと信じてくれるよな?
はぁ?何だ急に…
はじめ
ま、まぁ。
シルク
あのな…
少し沈黙が流れた。
シルクは結構躊躇している。
俺も…真面目に聞かないと…
シルク
俺ね、「予知能力」があるんだ。
はじめ
…は?
シルク
だよなぁ…
「はぁ」と溜息をついたシルクは頭を抱えた。
はじめ
あ、いやいや、えっと、あの、こう、もっと、その、説明して欲しいなって。
シルク
ずっと隠してた、ずっとこの力は持ってたけど誰にも言ったことなかった。
シルク
俺は先のことが予知できるんだ。
予知…って予知…だよね…
はじめ
それで…なんで…
シルク
桜和は未来から来たタイムトラベラーだ
は?

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