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第1話

1 平凡な毎日
17
2021/07/07 14:17
俺の名前は広田智和
年齢22歳。
好きな物はネクタイ
嫌いな物は甘いもの。

まだまだ若いが未来もクソも信じてない。
ただの平凡なサラリーマン。
勤めている会社も全然ブラックじゃない。


俺はこの平凡な毎日に、満足している。
とてもだ。
今日はそんな俺の1日の様子だ。






ーーーーー
ピピピ

朝5時半。俺の1日がスタートする、
俺(オババになる前)
俺(オババになる前)
はぁ。
いつものように時計をとめたら、
顔を洗い、
お気に入りのユマサキの食パンと
市販のブラックコーヒーを準備した。
朝はラジオを聞き
自分で入れたブラックコーヒーを飲んでゆっくりしたいが
そんな暇などない、
急いで朝食を食べると沢山あるネクタイから
気分にあったものを選び着替える。
ネクタイは新社会人のころからずっと集めてきた。
ネクタイを選ぶ時間が俺にとっての最高の時間なのかもしれない。
そしていつものように満員電車で押し潰されながら
通勤をした。









俺(オババになる前)
俺(オババになる前)
おはようございます。
会社に到着。
デスクにつき上司から言われた作業を淡々とこなす。
それが俺の役目だ。
俺(オババになる前)
俺(オババになる前)
お疲れ様でした。
8時半 勤務終了。




勤務後は特に同僚や、上司に飲みに誘われなければ
直行で家に帰る。
そして夕飯はいつも週末に買う食材で自炊をする。
今日の飯はつけ麺だ。
こないだ買ったつけ麺セットの賞味期限がもう迫ってきてる。
俺は特に酒もタバコも吸わない。
だから飯を食ったら
風呂はいって歯を磨いて、就寝だ

よく考えたら、働いてる以外は健康体の中学生レベルの生活だな
なんて思いながら布団につく。

俺(オババになる前)
俺(オババになる前)
今日もいつもと変わらなかったな……。
明日のタイマーをセットしさらに
携帯で明日の予定を確認した。
俺(オババになる前)
俺(オババになる前)
明日も同じか……。
そんなことを無意識にボソッとつぶやき
俺は深い眠りについた。
 









就寝10時半

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