烏野との練習試合から、一週間。
今日も、インターハイに向けて練習している。
松川「あなたちゃん、悪い、テーピングお願いしていい?」
あなた「はーい!今行きます〜!」
マネージャーとして、忙しい日が続いている。
あなた(あ、スポーツドリンクの粉、無くなってきてるな……)
松川「あなたちゃん?どうしたの?」
あなた「ああ、すいません!今速攻で行きます!シュバッ」
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翌日___
今日は丁度休みだし、
スポーツドリンクの粉、買いに行こっと!
あなた「良い天気だな……」
って、なんか落ちてる……
何これ、生徒手帳?………
…それって大事な物じゃんッッ!!
ヤバいヤバいどうしよッッ
警察に持ってくんかな?どうだっけ?119番ッ?
??「あ、それ俺のです」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!