第32話

私の執事品評会6
1,990
2020/05/26 14:00






恭平「なぁ、あなた知らね?」

道枝「え?さっきまでそこにいたけど?」

西村「駿くん動かないでってば」





もうすぐ本番だっていうのに
あなたが一向に部屋に戻ってこない。

拓哉にネクタイを直してもらってる道枝に聞いても分からず終い。







恭平「…あと30分もねーじゃん」







手元の懐中時計は刻々と進んでいて

周りの奴らはほとんど準備を済ませてる。





今回のテーマは主ありきのものだから

あいつが居なければ俺は当然棄権扱い。











あのバカ、マジで俺のこと降格させる気かよ…















「きょーへ」


恭平「どうしたモモ?」





ズボンの裾を引っ張られて下を見ると

ピンクのドレスを纏ったモモがいた





西畑「ごめん、どうしても恭平のとこ
連れてけってきかなくて」

恭平「いや俺はいいんだけどさ」







足にくっつくモモを抱き上げても

なぜか落ち着きなく動きまくって、

小さいお嬢様はいつの時代も

執事を振り回すのがお上手らしい。






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