第22話

冨岡先生とおはぎと不死川先生
前回の続きです!

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甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あなたちゃんお昼一緒に食べましょ!
雪流 あなた
うん!
ピーンポーンパーンポーン(←放送の音です
雪流 あなた
ん?放送だ。
なんだか嫌な予感がする。
不死川 実弥
不死川 実弥
雪流あなた、一分以内に放送室に来い。理由は分かってんだろぉ?とにかくすぐに来い。
怒気を十分すぎるくらいにたっぷりと含んだ、それはそれは恐ろしい声がスピーカーから聞こえる。
雪流 あなた
私、なんかしたっけ.........
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あなたちゃん早く行った方がいいんじゃない?
雪流 あなた
そうだね、行ってくる。
この学園は問題児ばっかだから、しょっちゅう誰かしら呼び出されてるけど、不死川先生は滅多に呼び出しをしない。(理由は呼び出すまでもなくその場でブチギレるから。)


その分校内に走った衝撃も大きくて、多分、学園中の人がスマブラ事件の再来を確信していた。
雪流 あなた
すぅ~はぁ~.......よし!
覚悟を決めて放送室に入ると、放送委員が運び込んだであろう机が四個、給食班を作る形で並んでいて、不死川先生と冨岡先生が向き合う形で座っていた。
雪流 あなた
失礼します.........
不死川 実弥
不死川 実弥
着席
雪流 あなた
...........はい
冨岡先生の隣に座らされ、私は怯えていた。

説明するまでもなく不死川先生はまぁめちゃくちゃにブチギレていた。

額の青筋すごいし、キレすぎて口から「シィィィ」みたいな息漏れてるし。

今の先生ならどんな化け物相手でも余裕で打ち勝つんじゃないかって言うぐらい怖かった。

机の上には.........おはぎ。

おはぎを一目見ただけで私が何をやらかしたかがすぐにわかった。

本当に冨岡先生おはぎあげたんだ。

しかもご丁寧に「不死川へ」と書いた紙まで添えられている。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
不死川
不死川先生とは対照的に、幸せそうな顔でパンをもそっていた冨岡先生が口を開いた。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
食事を共にできて俺は嬉しい。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
誰かと食事をするのは.......
冨岡 義勇
冨岡 義勇
いい。
いつもの私がこの言葉を聞いていたら、笑い転げていたであろう。

でも今はそれどころじゃない。

今の冨岡先生の言葉で不死川先生は怒りの頂点を迎えた。


ガッ!!!っと頭を鷲掴みにされ、ゆっくりと首の向きを変えられる。

そのまま不死川先生と目が合う角度で無理矢理固定。
不死川 実弥
不死川 実弥
なぁテメェ.......分かるか?野郎、延々とあの調子で喋りやがる。テメェが来るまでの間、あれに独りで耐えてた俺の苦痛が分かるか?分かるな.......!?
雪流 あなた
はいぃ、分かります、分かります.......!
不死川 実弥
不死川 実弥
わざわざ俺の好みの食まで調べて、手土産持参だぁ。雪流.......聞いてみればこれテメェの差し金らしいじゃないか?あぁ?
まさか、こんなことになるとは。
すみません。

冨岡先生の不死川先生を煽るようなトークと、修羅と化した不死川先生に挟まれた昼休みは今までで一番最悪だ。

冨岡先生はパンを食べ終わるまで一切自分のペースを崩さなかったが、不死川先生と食事(?)できたのが余程嬉しかったのだろう。スキップせんばかりの軽い足取りで職員室に戻っていった。

恐ろしい不死川実弥と二人きりで残された私のダメージメーターは300%は越えている。
不死川 実弥
不死川 実弥
罰として一ヶ月間の居残りを命じる。以上だ。
そう言って不死川先生は放送室から出ていった。
雪流 あなた
スマブラ事件再来しなくてよかった.......
一人放送室に残った私はそう呟き、教室に戻った。

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甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あなたちゃん大丈夫?
雪流 あなた
「一ヶ月間の居残りを命じる。」って言われた。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
学園中の人達が震えてましたよ。
雪流 あなた
本当に恐ろしかった。
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雨沙璃
雨沙璃
閲覧ありがとうございます!
○月○日

すみませんでした。

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次同じ事したら、分かるよな?