神「あら、」
、、、、、、
か、神ちゃん!?
神「家の前とか大胆やん」
淳「神ちゃんどこいっててん」
神「スーパーに買い出し行ってたわ」
『お、おかえり』
神「ただいま、今日は生姜焼きやで。」
『ほんま!?』
神「好きやもんなwあ、淳太も食べてくか?」
淳「ええの?」
神「ええよw食べてき」
ジュージュー
神「それで、お二人さん付き合ったん?」
淳「おん」
神「やるやぁんwあなたも淳太もおめでとうな!」
『ありがとうwあ、私手伝うで、これ切って
ええ?』
神「うん、切って切って〜」
『あ、淳太くん』
淳「んぁ?」
『私の部屋の机にゴム置いてるから、取って来て欲しいねん』
淳「待っててな♡」
あなたside
何気にあなたの部屋入るの初めてかもと思い、密かに心踊らせながらあなたの部屋のドアノブをひねる。
すごい、生活感のないシンプルで物の少ない部屋だった。
「えっと、ゴムは、、、あったあった、」
あ、兄組があげた鞄、ホンマに使ってるん?と疑いたくなるくらいきちんとカバーして保管されていた。
ベッドを見るとパジャマと下着が掛けてあった。
ん、下着!?
別にあなた居らんのに焦って目を逸らした。
俺と俺の俺を落ち着かせて部屋から出た。()
淳「ゴム持ってきたでー」
『ありがと!!』
神「よし、出来たで!」
『「いただきまーす!!!」』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。