?「あなた!!」
兄「あ"?誰だてめぇ」
?「んなもんお前に教える訳あるか!」
この声は
「淳太、、くん?」
淳「おう、あなたちょっと耳と目塞いでてな?」
「え?うん、」
淳太くんに言われた通りに私は手を耳に当て、目をギュッと瞑った。
〜〜〜〜〜!〜〜!!!
何か話してるのかな。
トントン
「淳太くん。」
「もう大丈夫やで、怖かったな。」
「、、う、ん。(泣」
「大丈夫大丈夫、俺がずっと傍にいたるからな。」
淳太くんは震える私をギュッと抱き締めて、私の頭を手で支えながら大きくて、優しくて、温かい手で撫でてくれた。
淳太くんは温かかったし、いい匂いがした。
落ち着く。
どんどん眠くなって来て、気付いたら自分の部屋の布団で寝てた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。