第4話

575
2019/05/19 13:52
気が付くと朝、いつものベットの上で目を覚ました。カーテンの隙間から朝の日差しが差し込む。


いつの間に寝てたんだろう、?
昨日のって夢だったんだよな……、うん。




あるわけない……
ダヒョン
グク!
ジョングク
…え
俺の寝室に姿を現したのは確かに昨日出会ったダヒョンだった。夢じゃ…なかった、?
ダヒョン
おはよう!
ジョングク
あ、うん
ダヒョンは寝室から消えてリビングへ行った。

俺もリビングへ向かった。
そこにはテーブルの上にご飯が並べられていた。
ジョングク
…これ
ダヒョン
あ、冷蔵庫の勝手に使っちゃった。
ごめんなさい
ジョングク
全然いいよ……
冷蔵庫にあったのって……そんなに沢山食べ物なかったのにこんなに作れるのすご…。



2人で向かい合うように座る。
ダヒョン
いただきます
ジョングク
…いただきます
おかずの焼き魚を一口食べる。
ジョングク
……うま
ダヒョン
ほんと?
ジョングク
うん…
一人暮らし始めてから今まで買ったものしか食べてなくて手作りなんていつぶりだろ…
箸が止まらなくてガツガツ食べる。
ジョングク
ご馳走様でしたっ
ダヒョン
この後何かあるの?
ジョングク
あ、学校だわ
ダヒョン
……学校…そっか
ジョングク
うん、もう行かないと。
鍵は預けとくね
ダヒョン
うん
食器を台所に置いて寝室に行って着替える。
ジョングク
じゃ、行ってくるわ
ダヒョン
…行ってらっしゃい













外に出ると、今年初の雪が降っていた。

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