# Y o u s i d e
星田さんがいなくなって約1時間 。
やっと仕事が終わり 、 疲れや星田さんが居た時に発した自分の発言にイライラしながらも準備をする 。
そして 、 倉庫から出ようとした時 、
ガシャン !!!!
と 大きな音がした 。
この … 閉まる音って…まさか …
焦りを隠せずドアを開けようとしても開かない 。
… なんで … !?
と 、 男子生徒の声がした 。
…ああ 、 油断した 。
また星田さんか 。
段々男子生徒の声も遠のいていく 。
腕時計の時刻を見てみると 、7時半を回っていた 。
完全下校は7時 。
もう30分も過ぎている 。
… 先生絶対わかんないよね 。
今日1日ここで過ごすのか …
ば ん !!!!!
すると1筋の光が真っ暗な倉庫を照らした 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。