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第5話

友人(?)の御守り探し
宵闇の中、草履ぞうりが地面を擦る音が響く。黒にも見える鉄紺に浮かぶ満月さえも不気味に見えそうだ。


周りに灯りなど殆ど無い。あるのは手元の行灯だけ。

持っている二つの灯りを頼りに、俺らは夜の山の中へと足を踏み入れた。


辺りを見渡しながら、着々と歩を進めていく

こんな夜中に山に入った経験など無い俺らは、一抹の恐怖を抱えながら歩いて行く。

その中でも特に恐怖心を抱きやすい二人が早速声を上げた
黄田 紗緒 (シャオロン)
うわ…く、暗っ…
白弌 蘭 (ひとらんらん)
ちょっ、イト!そんな早く歩かないで!
緑屋 望 (ゾム)
…そう言えばお前らこういうの苦手やったな
空井 蒼 (鬱先生)
なんで着いてきたん?待っとっても良かったんに
黄田 紗緒 (シャオロン)
一人で帰る方が怖いやろ!
白弌 蘭 (ひとらんらん)
一人で帰る方が怖いだろ!
大先生の方に二人揃って振り向いて、声を揃えてそう叫ぶように言った。
栗川 瑛見 (エーミール)
声を揃えてまで怖がる事ですかね…
橙河 智乃 (チーノ)
まぁ、しゃあないやろ…不気味なもんは不気味やし。しかも神山や言われとんのやろ?そりゃあそうもなるやろな
妖華 藍斗 (イト)
…あれ、今あそこに赤いもん見えた気が
黄田 紗緒 (シャオロン)
ほんま!?やったら早う取って帰ろうや!
秋口だからかまだ青紅葉な木の葉を掻き分けて行った木の根元。ここら辺にあった気がしたんだが… 

そこに行くと、一枚の紅く染まった紅葉しか無かった。…見間違えか?

にしては、周りは染まりかけの紅葉しか無いのに真っ紅に一枚だけ染まった楓葉に違和感を覚える
あ、んふふ…こいつらか
そう上の木の辺りから聞こえた。まるで玩具を見つけた悪戯っ子のような喜色の灯った声色の呟きが
妖華 藍斗 (イト)
…え、今声が
思わずバッと顔を上げるも、上は宵闇のせいでよく見えない。目を凝らしてみるもそこに人影など見当たらなかった。
緑屋 望 (ゾム)
どしたん、イト
妖華 藍斗 (イト)
だから、今上から…
ゾムに先程の現象を説明しかけた時
子供
あれ、こんな所でどうしたん?
ふと後ろから聞こえた声に振り返る。

その人は夜のせいか顔がよく見えないが、少し高めの男性の声で、身長が低いからまだ大人では無さそうに見える。それに話し方が何処と無く幼い。
黄田 紗緒 (シャオロン)
ひっ!!…あ、人か
栗川 瑛見 (エーミール)
ちょっとシャオさん人に驚かないで下さいよ…
橙河 智乃 (チーノ)
今、友人が頼まれたっちゅうお守り袋探し手伝っとるんやけど…ここら辺で紅赤の小さい袋見かけんかった?
子供
紅赤…?見かけてへんなぁ
緑屋 望 (ゾム)
そうか…一体どこにあんねやろ…
子供
俺も一緒に探したろか?
黄田 紗緒 (シャオロン)
え!ええんか!?
栗川 瑛見 (エーミール)
でも流石に夜も深いですし、赤の他人を巻き込む訳には…
段々と木々の隙間から月光が差し込んできて、皆の表情が目を慣れさせなくても見えるようになってきた。

そこで俺はある事に気づいた。…いや、気づいてしまった。
妖華 藍斗 (イト)
あれ、何かおかしないか…?
空井 蒼 (鬱先生)
何がや?
会話に参加してなかった大先生が俺の呟きを拾い聞き返す
妖華 藍斗 (イト)
なぁ、大先生一番後ろ歩いとったやろ。聞くけど、後ろから人の足音とかしたか?
空井 蒼 (鬱先生)
いや?これっぽっちも…

…よう考えればゾムが話しかけられた後に気付く時点で変やな
妖華 藍斗 (イト)
あの声、さっき俺が聞いた声と似とるんよ…。それにおかしいと思わん?普通用もなくこんな所に夜に来るか?それにあの声と身長からして恐らくまだ子供やろ。…しかも
空井 蒼 (鬱先生)
どうやったって顔が見えない…
そう、さっき月光が差してきたと言ったよな。なのに、今シャオ達が話してる子供の顔は暗いまま。…これは明らかにおかしい。絶対に月光に照らされて見えるはずなのに

段々と考察を口にし並べてみると、一番考えたくなかった答えが浮かんできた



……あの子は人間ではない、と。
妖華 藍斗 (イト)
…ヤバい…!シャオ、ゾム、エミさん、チーノ!!そいつから離れろ!
その答えにサーっと血の気が引き顔を青ざめさせる。とりあえず、あのままにしておくのはまずいと名を叫び、大先生と共に強制的に着物の襟を掴んで距離を取らせた。
子供
あれ〜、随分と……

気づくのが早かったな
そう言ってニヤリと笑った。顔は黒い影に覆われ見えないはずなのに、何故か口角が上がったのだけは分かった。

…これはまずい。今まであった中でもかなりまずい類いの者だ…!
妖華 藍斗 (イト)
麓まで走れ!!振り返るんちゃうぞ!
俺と大先生は真実を分かり必死に、他の四人は分かっていないが俺の大声に驚き走ろうとした。

すると、振り返った瞬間
妖華 藍斗 (イト)
は…?
黄田 紗緒 (シャオロン)
ギャアッ!!
白弌 蘭 (ひとらんらん)
ヴァアア!!
俺らが振り返った先に居たのは、

俺達の2倍はある体格の四足歩行で唸る獣。しかも目だけが闇の中光り、威圧感と恐怖感が尋常じゃない。
グルルル…
妖華 藍斗 (イト)
な、んで…こんな…やつ、が…
あまりの恐怖で言葉が少しづつしか吐き出せない。他の皆は絶句しているか、声にならない悲鳴を上げている。

後ろは顔が見えない子供(?)、前には俺達を食えそうな大きな獣。



…もう、終わりかもしれない


そう誰もが思った瞬間




















青年
はいはい、二人共そこまででええんちゃいます?


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サク
どうも皆さん、サクです
サク
そろそろここで書くネタが切れてきました。
…何かありますかね?(丸投げ)
サク
今回も短けぇな…

すみません。分割下手くそなので…
それと、ホラー要素のある小説を書いた事が無く…これが初挑戦だったので大目に見てくださいましm(_ _)m
サク
それとここからは私情なのですが、

最近日課(?)が散歩になってきているのですが…いやぁ〜最近は外を歩きやすくて、空気も景色も素敵なんですよね
サクの住んでいる場所は、冬になるのが早いし雪が結構降るのですが
私は某教授と同じく冬に近付く程元気になるタイプの人種なので、その土地に合っているのかなと勝手に思っています
サク
それに自分的に、1人で外に出る時は耳にイヤホンをするか、ポケットに手を突っ込んでいないと落ち着かない人なので、そういう時に無音だと味気無いな〜と、アプリにダウンロードするとその動画が見れるとか音楽が聞けるとかあるじゃないですか。あれを入れてみたんです。

だからこれからの散歩はちょっとだけルンルンで歩いてみようかなと思います
サク
という訳で、(途中関係無い話でしたが)今回はこの辺で

バイバイ〜