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2021/09/10

第5話

四話 適度な距離感
本丸内の案内が終わったあと、最後にこれから寝泊まりする部屋に案内されていた。刀剣男士の数が多いだけあって、一部屋を数振が共同で使っているケースが多いらしく、なんと、俺が寝泊まりする部屋には​────​───
山姥切長義
山姥切長義
君も政府所属の刀剣男士なんだって?俺は本歌、山姥切長義。俺も政府所属の元監査官だったんだ。これから同室、宜しく頼むよ
灰峰
灰峰
(長義君や!もう一振の推し……!推し多いけどなんかごめんね)
灰峰
灰峰
一応政府所属の調査員のあなた……です。宜しくお願いします
やはり、口調が迷子になっているせいかつい敬語になってしまう。刀剣男士としてどんなキャラで行こうかなんて頭の隅で考えていると、廊下の方から「お、例の新入りか」と聞き覚えのある声が聞こえた。
一文字則宗
一文字則宗
調査員なんだってな?僕も、そこに居る坊主と同じ政府所属の元監査官をしていた。名は一文字則宗と言う。宜しくな
灰峰
灰峰
(推しに囲まれるとはな……眼福眼福)
一文字則宗
一文字則宗
にしても、お前さん等……似た服を着ているな
灰峰
灰峰
それは僕も思ってました
山姥切長義
山姥切長義
同じく
灰峰
灰峰
(そういやぁ内番服ってどうなるんだろう)
気になりながらも長義君に「少し本丸内を回ってきます」と一言言ってから廊下に出る。
その際、途中まで則さんと歩き話をする。
一文字則宗
一文字則宗
お前さんは打刀なのか?
灰峰
灰峰
はい。そうですね。所で、この本丸に極の刀剣男士って居るんですか?
一文字則宗
一文字則宗
居るには居るが、少々偏っているかもしれんな
灰峰
灰峰
偏ってる……?
一文字則宗
一文字則宗
今の所、極となっているのは薙刀と槍。太刀の中にも数振居るが……それ以外の者はなっていない。僕や山姥切長義など、極が実装されていない刀剣男士は別としてな
灰峰
灰峰
修行に行く為の道具でも足りないんですかね?
一文字則宗
一文字則宗
いいや……ある程度足りては居るはずなんだが、主が行かせたくないらしくてな
灰峰
灰峰
え、どうしてです?
一文字則宗
一文字則宗
んー、正直僕にも良く分からん。知っているのは初期刀の加州清光とよく主の近侍をしているへし切長谷部辺りだろう。だが、新刃のお前さんには一つ忠告しておこう
灰峰
灰峰
……?はい
一文字則宗
一文字則宗
“審神者に気に入られるな”
灰峰
灰峰
あ……あー。因みに気に入られたらどうなるか聞いても?
一文字則宗
一文字則宗
一言で言えば行動を制限される。行動を制限された刀剣男士も極にはなっていなかったな。審神者に気に入られるなとは言ったが、どのように相手と距離を保ち、この本丸で上手く過ごすかはお前さん次第だ。まぁ、他に分からないことがあれば出来る範囲で教えてやるさ。言うて僕も本丸内では新参者なんだがな。うははははは!
灰峰
灰峰
(生笑いだ。可愛い……じゃなくて、審神者面倒臭いな)
行動を制限される以外にも何かあるのだろうか。お気に入りとは誰なのだろうか……気になる部分は何個かある。けれどそれよりも気になるのは……
灰峰
灰峰
(お気に入りが誰だか知らんが、無理強いで一夜を共にしたとか言わないでくれよ……。俺からすりゃあ自然遺産を身勝手な遊び人に汚された感が半端ないわ)