"彼氏オーディション"
そんな企画をしようと思ってた自分を死ぬほど憎んだ
こんなに怖い思いさせてしまった
いつもの笑顔は消え去っていて、今にも泣きそうに体をこわばらせていて
私が"男だったら"
何度、そう思ったか分からないけど、今回ばかりは本当に心底思った
1時間ほどして、ようやく少しずつ笑顔が出てきて、りほらしくなってきた
「うちなら、あんな怖い目に合わせないのに」
言いたくても言えない、伝えたくても伝えられない
27歳、最初で最後であろうカタオモイ
いつか、報われますように
今日もあなたが 心を惑わせている
ありがとう
初めて恋した時みたいな気持ち
悩むのも 泣くのも
おやすみもサヨナラも嫌だ
あぁ 言えない 言えなくて切ない
眠れない夜には そばにいて欲しいのに
あぁ 言えない こんなに好きなのに
抜け出せないままの
私のカタオモイ
今日もあなたが 心を粉々にする
だけど 嫌いになれない私を笑って?
そばにいられるなら
この体 全部あげたいの