岡﨑「大丈夫?ってか、他の人入ってきたらびっくりしはるし鍵くらい閉めて?笑」
『なんか、ふわふわして気持ち悪い』
岡﨑「目眩ちゃう?」
『いや、わからんけど、、」
トイレの床に座り込んでる俺の背中をずーっとさすってくれる彪太郎。
どんな感情かもわからない涙が出てきた
岡﨑「何で泣いてるん、笑」
『彪太郎もこないだこんな辛かったんや』
岡﨑「俺の場合吐いてもないけど、、」
『あぁ、気持ち悪い』
岡﨑「保健室いける?」
『いや、行くほどでもないよ』
吐いて落ち着いた俺を支えながら体育館に戻って先生に保健室行くと伝えてくれたこたちゃん
斗亜「どうしたん?」
岡﨑「拓哉が、、笑」
大西「次はお前かい、笑」
男子だけの体育やったから風雅も斗亜もいて、保健室行く言うたら風雅も斗亜もついてきた
『何でそんなゾロゾロ、笑』
斗亜「心配やん?」
『100%抜け出したいだけやろ』
岡﨑「なら拓哉1人で保健室行く?」
『それはそれで悲しいな、笑』
大西「わがままやなぁ、笑」
4人で抜け出して4人で体調が悪いって訴えてみんなで学校抜け出すのを成功🤭🤭🤭🤭🤭
岡﨑「今日だけは遊ぼう!!」
大西「拓哉大丈夫なん?」
『あんな、わからんけどバスケはしんどかってん。遊ぶのはいけるで!』
岡﨑「さっきまであんな顔色悪かったのにいきなりイキイキしやがって、笑」
大西「心配して損したで」
斗亜「そのおかげで脱出成功やん」
岡﨑「そー言えば今日長尾くん来てたんかな?」
『連絡するわ』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。