あなたがいなくなって8日目
一旦みんな家に戻って学校に行くことになった毎日あなたと行ってたから変な感じがしてソワソワが止まらなかった。
いつも通り電車に乗ってても1人の車内に気が気じゃなくて涙が出てきた。
そして校門の前に着いても涙は引かず足が震えて学校に入れなかった。
風雅「おはよう」
『、、行く、?』
風雅「他みんな行ったんかな、」
『朝から、なんか無理な気がしてた、』
風雅「言いたいことめっちゃわかる」
『電車でも1人で泣いて、学校の前でも1人で泣いて、こんな日が来ると思ってなかった』
風雅「大切な人を失うってこういう感覚なんかな」
今までにないくらい、学校の前で躊躇してた。
わざわざ今日行かなくてもいいかな。って思ったけどそういったら明日も絶対いけないから。だからといって今日行ける調子ではない
斗亜「おはよう、!!どうしたん?」
『行くか迷ってる』
斗亜「正直学校なんて来れる気分なわけないよな」
『こんなん言うてたらホームルームも遅れる時間やし、もう帰ろっかな』
そう言って駅に戻るとこたちゃんも琉巧も居て5人で顔を見合わせて笑った、、笑
岡崎「ちょっと、無理よな、笑」
斗亜「ちょっとどころかめっちゃ無理」
當間「ほんま体もだるいし、なんかここまで来るのに全体力消費してそうやもん」
『でも今日午後からあけおめのあるやん』
『結構ガチでやってられん、笑』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!