now 西村side
長尾「過ぎた話やから、謝っても泣いても戻ってこうへん、ことくらいわかってる。でもごめん、相談もしないであなたもみんなも苦しませて」
『ううん、全然、泣』
長尾「なんで拓哉が泣くん、笑」
『なんか、喧嘩した理由がわからんし疎遠してしまってた自分もいたから安心した、泣』
長尾「ほんま涙腺ゆるゆるやなぁ、笑」
そう笑うけんてぃの目もうるうるやった、笑
最近は不安なことも多くて涙が止まらない。
長尾「俺、あなたと喧嘩してから何回も話し合いだってしたけど和解はできひんかった」
『、、そうなんや、』
長尾「高橋くんが何回も場を作ってくれて」
『あなた、頑固やったもんな、』
長尾「ってか、助けてほしかったわやと思う俺はSOSに気付いてたのに気付かないふりをしてた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2019
長尾side
夏頃あなたと揉めて口も聞いていなかったそんな僕たちを見兼ねた高橋くんに呼び出された
高橋「ほんまいい加減にしたら、?仕事にも支障出てるで?なにがあったん?」
椎名「なにもないよ、恭平にはわからん」
高橋「わからんよ、でも2人がなんかあったまんまなんは嫌やし、俺出て行くから。」
そう言って恭平くんが出ていった
『まだ怒ってる、?』
椎名「もう、無理」
『なにが、』
椎名「、、全部、泣」
『そうやんな、俺とはもう無理やんな、』
なんとなくわかってた。俺じゃない何かなんやろなぁって、でも深入りするのが怖かった
その後も
高橋「2人でしっかり話し合って!!俺出て行くから」
そう言ってもらってたくさん話した。
『あなた、?どうしたん?』
椎名「謙杜には、私の辛さわからんやろ?私優しくされたら辛くなっちゃう、、泣笑」
『なんでなん、』
椎名「、、私は、謙杜とは生きる世界が違った、ごめんね仲良くしてくれたのに。ばいばい、泣」
『あなた、待ってよ、』
その時あなたの言葉に寄り添ってあげれば。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。