西村side
『お母さん、、!電話無視しててごめん、こう言う状態やから、、今は会議室に閉じ込められてて、』
母親「ニュースは本当なん?」
『うん、正直こっちも信じられへんし、嘘やと、信じたい、、でも、ほんまなんやろな泣笑』
周りを見ると少しずつ実感してきたのか電話をしながら膝から泣き崩れるみんな
斗亜「、、、ごめんなさい、、泣」
風雅「、、なんも、なんも、なんもわかんないです、ごめんなさい、、泣」
岡崎「今まで椎名あなたをありがとうございました、迷惑かけてごめんなさい、泣」
當間「正直こっちもなんもわからへんねん、守れなくてごめんなさい、泣」
みんな鳴り続く電話に出ては謝って泣いた
一通り電話が落ち着いた頃には数時間経っていた
マネ「、、1番悩むのはファンの方への、」
斗亜「来週の単独は、、」
マネ「そこは5人で話し合って」
『、、俺はしたいよ、』
當間「今じゃない気もする、、」
風雅「俺はやるべきやと思う」
斗亜「斗亜もしたいな、今こっちが動揺してる様にファンの子もきっと動揺してるから、今はリトルが元気を与えてあげなあかん気がする」
岡崎「今やるべきでは無いと思うけど、キャンセル料とかだってあるわけやし、、」
ほんま会議室の椅子に何時間座ってるやろ。
早朝で文句言ってたのにもう外は真っ暗。
警察「、、失礼します、椎名あなたさんの自室から、遺書が見つかりました」
風雅「これって、他殺の可能性は無いんですか?」
警察「他殺の可能性も無いとは言い切れませんが現在は自殺とみて捜査を進めています、」
風雅「椎名あなたのことは俺たちが絶対に1番知ってます、そんな事する子じゃないです、」
警察「仕事に、私情を、持ってきたらダメだから、なんとも言えないけど、正直、、俺もそう思う、テレビで見るだけでも、、」
斗亜「あなたは、何に苦しんでたのかわからない、なんで誰にも相談してくれなかったのか頼ってくれなかったのかもわからない、泣」
岡崎「斗亜、、」
マネ「この手紙は、5人で読み?俺は警察の方とすこし話したい事があるから、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。