この1ヶ月を振り返る。
ある朝ニュース速報であなたの死を知った。
その後は数週間大きな企業さんの会議室に匿って5人での濃厚な時間を過ごした。
数日後のlilかんさいの単独公演ではあなたメンカラ、ピンクで埋まった景色を見た。
疎遠していたけんてぃーとも仲直りをした。
有料の無観客ライブでの挨拶ではすごく重大な役目を任された。軽く炎上もした。
その時知った、あなたが死を選んだ理由であろう誹謗中傷の現実。
全員がストレスでバタバタと倒れていくと言う現実。
濃すぎてほんまにしんどかった
あなたの後を追いたくて追いたくて仕方がなくて正直眠れない夜も少なくなかった。
風雅「長電話やな」
『もう切ったけど』
風雅「斗亜ももう寝たし、、笑」
『もう1ヶ月やって、、』
風雅「この1ヶ月辛かったわ、、」
『風雅体調崩してるもんな』
風雅「一時期ジャニーズ辞めることも考えてた」
『止まってくれてありがとう、、』
風雅「今やめたらあなたきっと安心して天国行ってくれへんって思ったら辞めれへん」
『俺も何回後を追おうと思ったことか、、でも俺が行ったらあなた絶対怒るし悲しむ、』
風雅「1ヶ月も大好きな人に会えへんなんて、こんな気持ちやねんな、辛いで」
『1ヶ月じゃないよ、、一生やで、』
風雅「耐えれる?笑」
『、、、無理やなぁ、、俺の生き甲斐やったのに、、コロナ落ち着いたら旅行行く約束とかまでしてたのに、、泣』
ベランダにもたれかかって泣きながらずっとずっと話してた、同期でありライバル出会った3人は同じグループに入って苦悩をたくさん味わったから永遠に泣けた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!