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2018/06/09

第26話

story
女子
ちょっとちょっと、
ビッグニュースなんですけど!?
女子
何々?
女子
黒王子に彼女がいるんだって!
女子
えぇー!?
女子
ショックー私黒王子派だったのに
女子
えー私は白王子派だから別にいいけど
朝、学校に登校してくると、


たくさんの女子たちで溢れかえっていた。
皆の話題を聞いて、耳を疑った。


まさか…みくちゃんと玲二くん…、


寄りを戻した、とか?


あり得るよね。


だってあの文化祭の日に


私、みくちゃんの

気持ちを煽るようなこと言っちゃったし


告白するべきだよ!なんて。


やっぱり、言わなきゃよかったのかな。
手の中にある生徒手帳をそっと開いて


こっそりと写真を抜き取る。


あの文化祭の日。


みくちゃんと別れた後、


すずに貰ったチェキ写真。


そこにはちょっと無愛想だけど、


光に照らされた綺麗な玲二くんの横顔。
すずが隠し撮りしてくれたんだって。


"恋の館"だとお金がかかるから、


だったら手持ちのカメラで撮っちゃえば、

って思ったらしく。


私の為に

そこまでしてくれるすずに何だか泣けてきた。
いつでも私の気持ち寄り添って、


応援してくれてるすず。


でも、ごめんね。


その応援を無駄になんかしたくないけど、


この恋。


叶いそうにないよ。
私は無言でその会話に耳を傾ける。
女子
えっ、どんな人なの?
女子
他校の女子で、
もうちょー美人さんらしいよ!?
女子
ふわふわロングヘアーの
その言葉を耳にした瞬間、


あぁ。みくちゃんだ。と、わかった。
女子
え、何でわかったの?
女子
文化祭の日に教室で抱き合ってる二人を目撃した人がいるんだってー
この間の文化祭で…


そっか。


あの日に二人は結ばれたんだ。
おめでたい。



のに…



素直に喜ぶことができない。