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2018/06/06

第16話

story
雅 玲二(みやび れいじ)
お前、今度は何するつもり?
みく
何って…何のこと?
雅 玲二(みやび れいじ)
惚けんなよ
私の前に立ち塞がった玲二くんの背中で、

二人の表情は分からないけど…

二人の声色から大体察知できた。
きっと、二人の間には何かがあったのだと。
みく
やだなぁ。今回はそんなんじゃないよ
雅 玲二(みやび れいじ)
…お前、いつもそうやって
みく
まぁいいや。今日はもう帰る。
じゃ、またね!優愛♪
みくちゃんは私に手をふった。



…無表情で。



声はすごく明るかったのに。



笑顔ではなかった。



それが不思議で仕方ない。
雅 玲二(みやび れいじ)
優愛
小林優愛(こばやし ゆま)
あ、はい?
雅 玲二(みやび れいじ)
アイツ、気を付けろよ
小林優愛(こばやし ゆま)
へっ?
アイツ…って、みくちゃんのこと?
気を付けるって…どういうことだろう。
雅 玲二(みやび れいじ)
何かあったら、すぐに俺に言うこと。
いいな?
小林優愛(こばやし ゆま)
うん…?
よく意味が分からなかったけど、

取り敢えず相槌をうつ私を見ては

不機嫌顔だった玲二くんの顔が

少しずつ柔らかくなった。
雅 玲二(みやび れいじ)
…じゃあ、またな
小林優愛(こばやし ゆま)
うん、バイバイ!
私がそう返せば、


彼は背中を向けて歩き出した。
その後ろ姿を見て



少しだけ、


ほんの少しだけ、



さみしい。まだ一緒にいたい。



なんて…



思ってしまったのは、



きっと、気のせい…。