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2018/06/12

第32話

story
お母さん
ねぇ、本当に彼氏じゃないの?
小林優愛(こばやし ゆま)
だから、違うってば!
この会話、いつまで続くんだろ。


玲二くんがお風呂に入ってから


ずっとこんな質問ばっかりしてくるお母さん。


元々恋バナが好きなこともあって、


更に、玲二くんがイケメンだからか


お母さんは興奮状態。
こういう話をしていると


何だか母親っていうよりも友達みたいで


笑っちゃう。
お母さん
ちょっと佳純(かすみ)~!
お姉ちゃんが彼氏連れてきたわよ~♪
小林優愛(こばやし ゆま)
ちょ、は、へ、お母さん!?
佳純(かすみ)
…え、まじー!?
二階にいる我が妹、


佳純の大きな返事が聞こえてきて、


思わず耳を塞ぐ。


何でこういう時に限って佳純がいるの!?


佳純は私ととにかく、正反対の


とにかく女々しい女子って感じの女子。


見た目もあか抜けてて


かなりモテてるみたいで


中2のくせしてもう


何人もの彼氏なんか作っちゃって。


いわゆる、イケメン好き。
だからきっと、


佳純はイケメンな玲二くんに


一目惚れするんじゃないか、という


私の予想…



果たして、的中するのであろうか…。
バタバタバタ!と


忙しく階段をかけ降りる音と共に


佳純が駆け足で二階から降りてきた。
佳純(かすみ)
え、ねぇ、マジで彼氏なの!?
小林優愛(こばやし ゆま)
…だから、
本当は否定したくないんだ。



本当は、



そうだよ。って言いたいんだ。


けど、



本当に、



彼氏なんかじゃないから。
小林優愛(こばやし ゆま)
だから、違うんだってばー!
玲二くんはただの学校の先輩ですー!
大声で叫んだ。


本人の前で


上手く表せない言葉の裏を。


無理矢理、いい放った。
本当に。



ただ、私が好きなだけ。



私の、


一方通行な片想い。