第39話

story
156
2018/06/16 03:28
小林優愛(こばやし ゆま)
玲二くん!!!
彼が私の視界に映りこんだ瞬間、


周りはもう何も見えなくなった。
彼以外の、何も。

大好きな人の名前を



大声で叫ぶ。
雅 玲二(みやび れいじ)
…優愛!?
二人の間に隔たる大きな壁も。


全部全部。
雅 玲二(みやび れいじ)
何でお前がここに…
小林優愛(こばやし ゆま)
玲二くん。
私ね、玲二くんが好きだったの
いてもたってもいられなくなって



彼を見るといつだって



平常心じゃいられなくなって。



思わず抱きついた。
小林優愛(こばやし ゆま)
初めて会った時は
本当に大嫌いで。
でも、仲良くしていくうちに
いつの間にか玲二くんのことが…
玲二くんは顔を伏せてうつ向いているから


どんな表情をしているのかわからない。
小林優愛(こばやし ゆま)
玲二くん、この前言ったでしょ?
告白したら、告白しろって。
私は、玲二くんが好きだよ
自分でも驚くくらい、


普通に話すことができて


ビックリ。


上手く言えないんじゃないかと


少し不安に思ってたのに。




そんな私を



彼の腕がゆっくりと包み込んだ。
それで我慢してたものが


すべて溢れでてしまった。

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