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2018/05/27

第2話

story
雅 玲二(みやび れいじ)
……
ジーッと、

上からの痛い視線。


気づいているけど、

決して顔を上げてはならない。

雅 玲二(みやび れいじ)
おい、…ふざけてんの?
私、小林優愛。

高校2年生。



私、…


大きな過ちを犯してしまったみたいなんです。
雅 玲二(みやび れいじ)
誰が、…腹黒冷血人間だぁ?
またもや、上から聞こえてくる

ドスの聞いた低い声に

ビクッ!と体が拒否反応を起こす。
彼。

雅 玲二先輩は…今、カンカンに怒ってる。


なぜかって?


それは…




ー遡ること数分前ー。





(女友達)
「ねぇ、優愛。
この写真、欲しいでしょ?」


なーんて見せられたのは

彼の写真だった。

しかも、盗撮らしきもの…。



彼は、学園の黒王子様と呼ばれていて、

かなりの人気者らしいのだが…

そんなのに興味がない私は、



(優愛)
「いらないよー。

あの人、絶対ナルシストだし。

自分カッコイイです!

とか絶対思ってるって。

それに、あんな腹黒冷血人間どこがいいんだか…」


私はあの人の良さがわからない。


だって、アイツ、

ちょっと顔が良いからって

ちょっとモテるからって

周りの人間に冷酷すぎなんだよ。


廊下の道端でたまたま友達と話していた時、



『通行の邪魔。どけ。さっさと失せろ』



この言い方。


いくらイケメンだからって、

王子様だからってさすがにないんじゃないかって思う。

だからあの日以来、

私は黒王子がだいっきらい。
ーーーーーーーーー
この数分前の会話を、

どうやら最初っから黒王子本人に

聞かれていたらしく…。



今に至る訳です。