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2018/06/09

第23話

story【黒王子side】
みくに連れていかれる優愛の後ろ姿を


ただただじっと見つめていた。
すると、隣からカシャッ!と


何かシャッター音のような音が聞こえてきたので


隣を見ると
雅 玲二(みやび れいじ)
何やってんだよ
加藤すず
何って、見てわかんない?
チェキってんの
優愛の友達、加藤すずが俺に向かって


チェキを向けていた。
雅 玲二(みやび れいじ)
ふざけんなよ。
タダで撮ってんじゃねー
加藤すず
タダに決まってんでしょ。
王子気取りのただの一般人さん
"一人の女の子に面と向かって好きって言えないようじゃあ、王子様なんていえない"
なんて真顔で言ってくるもんだから、


思わず口を閉じた。


コイツの言ってることは


正論だから何も言い返せない。
けど…
雅 玲二(みやび れいじ)
仕方ないだろ。
好きな奴を目の前にすると、
なんかわけわかんねーくらいドキドキしていてもたってもいられない
加藤すず
ふーん。
それくらい優愛のことを好きなら
優愛を傷つけるようなことだけはしないでよね
傷つける…?


俺が、アイツを?
雅 玲二(みやび れいじ)
どういう意味だよ。
つか、お前一応俺先輩なんですけど?
加藤すず
……
なんで無言!?


無視かよ!?
意味わかんねーよ


日本人なら主語を話せっつーの。


無言でそっぽを向いている加藤すずに


猛烈に腹が立った俺は、


ドンドンと歩く速度を速め、


文化祭を後にして、


自分の教室へと戻った。