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2021/01/20

第21話

②①



3年経った今でも、私は薫くんと繋がっている。


高校生になって、周りの環境が変わろうとも、私の中にある薫くんの光は輝き続けた。


――彼が引っ越してからのこと。


私たちは、しばらく手紙でやりとりをした。


そのあと薫くんがスマホを買ってもらい、それからは、ラインと電話で頻繁に連絡を取り合うようになり――。


遠距離での交流は、近いようで遠くて、なんだか切なかった。


いつか離れてしまうんじゃないかと何度も思った。


けど、薫くんはずっと変わらずにいてくれた。


会いたい。


その気持ちに耐える日々。




けど、それももう終わり。




来週、薫くんは引っ越してくる。


隣の空き家に。


お父さんが、以前と同じ場所に転勤になったと薫くんが嬉しそうに話してくれた。


また、お隣さんになるのだ。


帰ってくる……薫くんが……。


嬉しい……!


薫くんと会えるまで、あと数日。



胸の高鳴り。


溢れる感情で、再開が待ちきれない。



大人っぽくなってるかな。


身長、私を越しちゃってるかも。



久しぶりに会ったら、どんな話をしよう。


学校の話?


それとも、駅前にできたクレープ屋の話とか?


いや、せっかくなら甘い話がいいかもしれない。


私が薫くんのどこを好きになったか教えてあげようか。






          あぁ、でも……


   一目惚れだったってことは秘密にしとこう。







end...

作者
最後まで読んでくださり
本当に有難うございました!