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第34話

Story34
なんか様子おかしかったな


いつもの笑顔じゃない

なんだかモヤモヤする

大切な人がなにかを抱えているのは

嫌だ

あの癒しの笑顔が

いつもの優しい声が

全てが嘘になっていくのは



















絶対に嫌




さっき閉めたドアをもう一度開けて

走り出した

そう遠くはまだ歩いてないはず





何があったんだよ…





あなたside
やっぱりバレちゃうよね笑

勘が鋭いんだもん

でも私のせいでシルクに迷惑かけたくないよ

甘えてばっかじゃダメ

一応年上なんだからしっかりしないと


















でもね










“追いかけて欲しい”



“甘えさせて”








なんて我儘を心が言ってるの















あなた
あなた
やっぱり先輩が来るかもしれない…
あなた
あなた
怖いよ…
恐怖が蘇ってくるよみがえってくる


私はその場にしゃがみ込んだ


怖いよ……



怖いよ


















またDVされるかもしれない




奴隷みたいな日々を過ごすかもしれない

好きでもないのに汚されるかもしれない




シルク…
『どうしたんだよ…』
小さな声で耳元に囁かれ

後ろから抱きしめられる


この声は

この温もりは


今私が求めていたもの



















私はゆっくり後ろをむく





















シルク
よかった…


シルクside
シルク
よかった…
ホントに良かった

誰にも襲われてない

安心したのか

あなたは肩の力が抜けて

上がっていたのが下がっていた


あなたは後ろをむくと

少し涙を零していた
あなた
あなた
なんで…
シルク
凄く心配だったんだよ
シルク
見送るとき悲しそうな目をしていたし
シルク
いつもの笑顔じゃなかった
シルク
だから何があったのかって思って、モヤモヤして
シルク
いつものあなたが消えそうで…
俺はあなたを体ごと

俺の方に向かせる

手を肩において
シルク
何かあったら、1番に俺に相談とかして欲しい
シルク
だから、1人で泣くなよ
あなた
あなた
私……シルクに迷惑…グスッ…掛けたくなくて……年上だから、しっかりしなきゃいけないって…
シルク
いいんだよ、俺の前でしっかりしなくて
シルク
意地はらなくていいんだよ
あなた
あなた
いつでも……グス…聞いてくれる?
シルク
もちろん
あなた
あなた
じゃあ……今だけは

































































































































“強く抱き締めてくれる?”